コロナ陽性の酒井高徳が自身の体験を報告。発症1週間後から「元気に」
神戸の酒井高徳。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
まず「熱、倦怠感、頭痛」。その後、「味と匂いがしなくなった」。
新型コロナウイルスの感染が確認されていたヴィッセル神戸の元日本代表DF酒井高徳が4月5日、SNSのインスタグラム(sakai_go1123)とツイッター(@sakai_go1123)を更新し、自身が経験した今回の症状の経過についてあくまでも「個人の体験」として報告している。
酒井は次のように綴った。
同じ様な症状があるなど色々メッセージがありましたので、少しだけ自分の経過を教えます。
熱、倦怠感、頭痛
↓
2~3日後に熱が下がり、味と匂いがしなくなった。
↓
6~7日で味覚と嗅覚がもどった。
↓
そこからはずっと元気これはあくまで自分の経過です。
程度など期間は一人ひとり違うと思うので、僕も医者ではありませんし、分かりません。
ただ不安になる気持ちは誰にでもあるので共有して少しでも伝えられたらと思いました。
シェアすることの大事さも十分理解していますが、間違った情報や考えを伝えたくないので、全てを伝えられないことはご了承ください。
そのように酒井は自分の体験として、症状が出たあと、約1週間後からは恢復したことを報告している。
神戸からはこれまで、トップチーム関係者2人からも新型コロナウイルスの陽性反応が確認されている。クラブは「保健所の指導のもと濃厚接触者の特定、トレーニング施設のいぶきの森球技場の消毒などに努めてまいります」と発表。さらに「今後のスケジュールや調査結果に関しては、Jリーグ及び兵庫県、所轄の保健所とも連携し、適切なタイミングで公表をいたします。また、いぶきの森球技場の再開に関しても、選手、スタッフの健康状態を確認し、所管保健所の指導のもとに、運営の再開を予定しております」と、トップチームの活動を停止している。
J1リーグは5月9日・10日の13節で再開を目指していたものの、全国的な感染拡大に伴い、スケジュールの「白紙化」を決定。6月上旬など約1か月後の再開を目指すものの、基本的には今後の感染状況の推移を見守ったうえ、「日程プロジェクト」チームを中心に検討していく。
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[文:サカノワ編集グループ]