【浦和】興梠慎三「何か起きますよ」、首位・神戸と勝点8差。3か月ぶり先発、柏戦2-0勝利に貢献
浦和の興梠慎三。(C)2024 Asian Football Confederation (AFC)
21日はヴィッセルと古巣アントラーズが対戦。「鹿島だからね、きっと、何かをやってくれるでしょう」
[J1 30節] 浦和 2-0 柏/2023年10月20日19:34/埼玉スタジアム2002
J1リーグ30節、浦和レッズが小泉佳穂と荻原拓也のゴールで柏レイソルに2-0の勝利を収め、翌日に試合がある首位のヴィッセル神戸と8ポイント差に迫った。
7月のセレッソ大阪戦以来、約3か月ぶりのリーグ戦スタメン出場を果たしたセンターフォワードの興梠慎三は、ハーフタイムまで45分間プレー。「前半はちょっとスペースがなかったので、少し難しかったです。自分のところでなんとかキープしたかったですが、距離間もあり、それができずちょっと難しかったです」と振り返った。
ハーフタイムでの交代について興梠は「45分出られるだけでも有難かったです。後半に入ればスペースが空くだろうなとは感じていて、そこでもっと楽にプレーできるかなと思っていたけれど、そこは仕方ないです」と振り返った。
もちろん興梠がいたことで、特にセンターバック陣に強いプレッシャーをかけられた。それがあっての後半2ゴールでもあった。
「楽しかったです。やっぱ頭(試合開始)からのほうが入りやすいです。でも、ちょっと走れないかな。もっと走れるようにならないとダメですね」
37歳のストライカーは苦笑いを浮かべた。
今回はホセ・カンテの出場停止でチャンスが巡ってきた。ただ、「前線の強度を高め攻撃的に行きたかった」とマチェイ・スコルジャ監督は選手起用の意図を語っていたように、「興梠先発」は今後も十分考えられそうだ。
浦和は今節の3位キープが確定。土曜日には古巣の鹿島アントラーズが8ポイント差の首位・ヴィッセル神戸と対戦する。
「(浦和が金曜日のゲームで勝点3を積み上げ)上にはプレッシャーがかかったと思います。(岩政大樹監督率いる)鹿島だからね、きっと、何かをやってくれるでしょう。願うだけです」
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リーグ戦は残り4試合。興梠は「チームも負けていないので、雰囲気がいいです。取りこぼさず食らいついていきたい。何か起きますよ。上はきっと取りこぼしますから」と、勝つことで上位2チームにプレッシャーをかけていく。