【フランス戦】久保建英3戦連発!酒井宏樹が追加点。三好康児、前田大然も決めた!!4-0大勝、準々決勝はNZ戦
酒井宏樹。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
上田綺世のシュートが突破口を切り開く。
[東京五輪 GL3節] 日本 4–0 フランス/2021年7月28日/横浜国際総合競技場
東京オリンピックの男子サッカー・グループリーグ(GL)A組の第3戦、日本代表対フランス代表は、前半に久保建英、酒井宏樹、後半に三好康児、前田大然のゴールで、日本が4-0の勝利を収めた。7月31日の準々決勝はニュージーランドと対戦する。
立ち上がりはフランスがファーストシュートを放つなど積極的に仕掛けてくる。
しかし今大会初先発の冨安健洋を中心にそのアタックを凌いでいった日本は、同じく初先発の上田綺世を起点として次第に敵陣で試合を進める時間を増やしていく。
すると27分、田中碧の縦パスから上田が前を向き、ディフェンダーに寄せられながらも右足を振り抜く。するとGKポール・ベルナルドニが弾いたところへ、久保が反応。左足のボレーをねじ込み、日本に先制点をもたらした。
さらに34分、再びショートカウンターを仕掛けると、久保のスルーパスを再び上田がシュート! 空中に浮いてこぼれたボールを、右サイドから駆け込んだ酒井が決める。この夏までオリンピック・マルセイユでプレーしてきた(浦和レッズに移籍)日本代表DFが、大きな1点をもたらしてみせた。
その後、酒井がフランス代表のキーマンに挙げていたテジ・サバニエが38分で交代に。一方、日本は酒井がイエローカードをもらい次戦出場停止に。
後半、選手交代をしながら日本は主導権を渡さない。そして三好が鮮やかな左足のゴールで3点目。そして三好の足を踏む行為に対し、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入。ランダル・コロミュアニにレッドカードが提示される。
さらに90+1分、交代出場の相馬勇紀のパスに前田が合わせて4点目! 大会前に大幅なメンバー変更を強いられたとはいえ強豪のフランスに対し、日本が4-0の快勝を収めた。
A組1位の日本は31日の準々決勝、B組2位のニュージーランドと対戦する。カシマサッカースタジアムで18時キックオフ予定だ。
日本のメンバーは次の通り。
▼先発
GK
谷晃生
DF
酒井宏樹
(55分 橋岡大樹)
吉田麻也(キャプテン)
冨安健洋
中山雄太
MF
遠藤 航
(72分 板倉 滉)
田中 碧
(80分 前田大然)
久保建英
(HT 三好康児)
堂安律
(72分 相馬勇紀)
旗手怜央
FW
上田綺世
▼控え
GK
大迫敬介
MF
三笘 薫
▼監督
森保 一
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[文:サカノワ編集グループ]