キューウェル氏の横浜FM監督就任決定は近い!?「驚くことではない」「この数日見てみましょう」セルティック指揮官が関心を認める
横浜FMのケヴィン・マスカット監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
元オーストラリア代表の45歳、セルティックのコーチを務める。
ケヴィン・マスカット監督の今季限りでの退任決定に伴い、横浜F・マリノス指揮官の後任人事が注目を集めている。その候補として浮上したのが、元オーストラリア代表FWであり現スコットランド1部セルティックFCのコーチを務めるハリー・キューウェル(Harry Kewell)氏だ。そしてセルティックのブレンダン・ロジャーズ監督がこのほど、キューウェル氏に横浜FMから監督就任の打診が来ていることを認めた。
『セルティック・ウェイ』は12月8日、ロジャーズ監督が『スカイ』の取材に対し、キューウェル氏の件について「彼はまだここで働いてくれている最中ですが、彼は有能であり、私が驚くことではないレベルでの関心は寄せられています」と語ったと伝えた。
何よりセルティックと横浜FMの前指揮官が、現トッテナム・ホットスパーのアンジェ・ポステコグルー監督である。セルティックは『YOKOHAMA F・MARINOS』への理解が深いクラブであるのも間違いない。
「ここからの数日間で何が起こるのか見てみましょう。彼は以前にも監督をしていたので、決して新しいことではありません。私はスタッフが経験をすることでより裾野を広げたいのであれば、それを歓迎し背中を押したいです」
このコメントからすると、「横浜F・マリノス キューウェル監督」の誕生はかなり現実味を帯びてきているようである。
キューウェル氏は現在45歳。2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)では日本代表戦にも出場した元オーストラリア代表で、リーズ・ユナイテッド、リバプールFCなどで活躍。引退後はクローリータウンなどイングランド4部・5部相当の4クラブを率いて、2022年からセルティックのコーチを務めてきた。