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【浦和レッズ】「リーグ戦に全振り」酒井宏樹、「引退するか迷った」興梠慎三、来季契約更新を発表

浦和の酒井宏樹。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ヘグモ体制、両ベテランとともにJ1リーグ制覇に照準。

 J1リーグ浦和レッズのDF酒井宏樹、そしてエースの興梠慎三が12月12日、2024シーズンの契約を更新したとクラブ公式エックス(@REDSOFFICIAL)で発表した。

 2021年夏に加入した酒井は、今季マチェイ・スコルジャ監督のもとキャプテンを務めて、AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)2022の制覇に大きく貢献した。カタール・ワールドカップ(W杯)日本代表メンバーでもある33歳の右サイドバックは、負傷によりルヴァンカップ決勝のあと手術を受けて、シーズン終盤は欠場が続いた。

 酒井はクラブを通じて次のように語っている。

「この決断に至るまですごく悩んで、悩んで、悩んでの決断でした。今は本当にスッキリした思いで、来年を迎えられます。来年は参加する大会がすごく少なくなってしまうので、リーグ戦に全振りして、念願のリーグ優勝に向けて、チームも僕も全力を注ぎたいと思います。そのためには皆さんの応援が必要です。これまで以上に僕も頑張るので、これまで以上のサポートをよろしくお願いします」

 また今季、北海道コンサドーレ札幌からレンタルバックした37歳の興梠も、来季の残留が決まった。エースは「今年で引退するか、もう1年プレーするかすごく迷いました」と胸中を明かす。

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 そのうえで「新しい監督(ペア・マティアス・ヘグモ監督)が来て、若い選手も多いなか、チームからもう1年やってくれないかとオファーをいただいたので、僕自身もう1年トライしたいと思いました。良いプレーはあまり見せられないかもしれませんが、チームのため一生懸命頑張ります。浦和に来て10年目ですが、まだ獲れていないJリーグのタイトル、Jリーグ優勝できるように全力で頑張りたいです」と、リーグ制覇への並々ならぬ熱い思いを口にしている。

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