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【Jリーグ】スタジアム基準「5000人以上」に大幅緩和

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サカノワスタッフ

写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「理想のスタジアム」要件を満たし、理事会が総合的に判断した場合。

 Jリーグは12月19日の理事会で、「Jリーグスタジアム基準」の改定を決定した。これまでJ1リーグ1万5000人、J2リーグ1万人以上の座席数が基準と定められてきた。この条項に加えて「理事会が総合的に判断した場合、5,000人以上[全席個席であること]で基準を満たすものとする」と大幅に緩和された。

「Jリーグスタジアム基準」のうち、これまで「原則としてメインスタンドは西側に配置すること」とされてきた。今後は「 新設のスタジアムについては、原則としてメインスタンドを西側に配置すること」と明確化された。

 また、入場可能数はこれまで「J1は15,000人以上、J2は10,000人以上(芝生席は観客席とはみなされない) 椅子席で、J1は10,000席以上、J2は8,000席以上の座席があること(ベンチシートは1席あたりの幅を45cm以上とする)」と定められていた。

 この要件に加えて次のように加えられた。

「ただし、Jリーグ規約第34条に定める『理想のスタジアム』の要件を満たし、ホームタウン人口等の状況、観客席の増設可能性(特に敷地条件)、入場料収入確保のための施策等を踏まえて理事会が総合的に判断した場合、5,000人以上(全席個席であること)で基準を満たすものとする」

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 そのように[理事会が総合的に判断した場合、5000人以上」に大幅に緩和された。またベンチや更衣室に関しても、AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)基準に見直されている。

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