【浦和】レオナルドが“梅雨明け”の1発「これから1試合2得点、3得点と決めていきたい」
清水戦後、メディア取材に応じた浦和のレオナルド。(C)SAKANOWA 協力:浦和レッズ
清水と1-1ドロー。チーム最多4ゴール目、トランジションも冴える。
[J1 8節] 浦和 1-1 清水/2020年8月1日/埼玉スタジアム
J1リーグ8節、浦和レッズはレオナルドのゴールで、清水エスパルスと1-1で引き分けた。通算4勝2分2敗で暫定7位。レオナルドはチーム最多となる通算4ゴール目を奪った。
またしても浦和の45番――レオナルドが圧巻とも言える得点能力の高さを見せつけた。両チームともに球際に激しく当たり一進一退の攻防が続くなか迎えた54分だった。ペナルティエリア内の人が密集するなか、レオナルドが一瞬見えたゴールへの道筋を見逃さなかった。狙い澄ましたショットでGKの逆を突いて、ゴールネットを揺らした。
そのシーンについてレオナルドは、「ペナルティエリアの中でスペースも限られていたので、素早くいい反応を下さなければいけませんでした。それができました。幸運なことにゴールネットを揺らすことができました」と振り返った。
そしてブラジル人ストライカーは梅雨も明け、これからゴールを量産していきたいと意欲を示した。
「自分のパフォーマンスに、今までのところは満足しています。公式戦8試合で、7得点・1アシスト。しっかり結果を残せていると思います。もう梅雨がとにかく嫌だったので、やっと明けたので良かったです。夏前にも結構ゴールを決めることができましたが、夏本番、1試合、2点、3点と取っていきたいです」
ゴールにつなげたワンプレーが、積極的なプレッシングからだった。レオは素早いトランジションが、ゴールを奪うためにも大切になると強調していた。
「エヴェルトンにパスを出そうとしてミスになり、そのまま勢いを落とさずプレスをかけることで、スローインに持ち込めました。その関根選手のスローインから僕と(杉本)健勇選手が絡むことで生まれたプレーでした。そのように前からのトライ、そこでボールを失った瞬間にプレスをかける。そこは続けていきたいです」
これで今季リーグ7試合・4得点だ。J3、J2の得点王に輝き這い上がってきた23歳のスナイパーが自信を深める2試合連続ゴール、新型コロナウイルスの影響による中断明け3得点と感覚を研ぎ澄ませてきた。
関連記事:U-19日本代表の選手1人が新型コロナ感染。キャンプは中止に。タクシーで移動、選手の濃厚接触者なし
[文:サカノワ編集グループ]