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【鹿島】ポポヴィッチ新監督の就任決定。通訳に塚田貴志氏

ポポヴィッチ監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

レネ・ヴァイラー氏に続いて、クラブ2人目のヨーロッパ出身の指揮官に。

 J1リーグ鹿島アントラーズは12月21日、岩政大樹前監督の退任に伴い2024シーズンに向けた新指揮官に、セルビア1部FKヴォイヴォディナ・ノヴィサドを率いていたランコ・ポポヴィッチ(Ranko POPOVIC)氏が就任すると発表した。また、塚田貴志氏が通訳に就任する。21日に行われるアウェーでのFKヴォジュドヴァツ戦が、セルビアでのラストマッチになる。

 ポポヴィッチ監督は1967年6月26日生まれ、56歳。セルビア出身でオーストリア国籍も持つ。これまで大分トリニータ、FC東京、セレッソ大阪、FC町田ゼルビア(二度)、さらにスペイン1部レアル・サラゴサ、タイ1部ブリーラム・ユナイテッド、インド1部プネー・シティ、オーストリア1部SKNザンクト・ペルテンなどを率いてきた。2022シーズンまで町田を率いたあと、2023-24シーズンにヴォイヴォディナを指揮。これまでレッドスター・ベオグラード、パルチザン・ベオグラードなどの強豪に続き5位につけていた。

 ヴォイヴォディナの公式サイトによると、ポポヴィッチ監督はヴォジュドヴァツ戦前日の公式記者会見で、「この試合が最後になるという噂があるが?」という質問に対し、「いろいろな反応はありますが、まだ、どこにも行っていません。選手たちもそのことを把握していますが、私たちはここにいるということを(ピッチで)証明しなければなりません。ヴォイヴォディナのクラブの代表として、私たちは闘います。ベストを尽くすだけです」と語っていた。

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 2022シーズンのスイス人レネ・ヴァイラーに続くクラブ2人目のヨーロッパ出身の指揮官になる。しかも大分、FC東京、町田を率いてきたイメージも強く残るなか、ポポヴィッチ新監督にとっても、日本でのタイトル獲得にこだわる勝負のシーズンとなる。

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