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【日本代表】タイ戦採点・寸評。堂安律と伊東純也に最高点5、最低評価1の2人は…

【MAN OF THE MATCH(マン・オブ・ザ・マッチ)】堂安律(日本代表)

次第にフィットした細谷真大、アジアカップ初戦スタメンもあり得る。

[TOYO TIRES CUP2024]日本代表 5-0 タイ代表/2024年1月1日14:00/国立競技場

 国際親善試合「TOYOタイヤカップ2024」、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が、田中碧、中村敬斗、川村拓夢、南野拓実の得点とオウンゴールで、タイ代表に5-0の勝利を収めた。

 日本代表の選手の採点・寸評をまとめた。5段階評価で、「5」が最高点、「1」が最低点。相手が疲れてきていた時間帯だったとはいえ、途中出場した“準レギュラー組”が明らかな違いを見せ付けて、最後までブレないプレー精度も際立った。

 森保一監督が率いる日本はこのあと、12日に開幕するカタール・アジアカップに出場する。

▼採点の見方
ポジション
背番号 選手名 採点

寸評

※通信簿にちなみ5段階評価で採点。
「5」が最高、「1」が最低。
対象は原則プレー時間20分以上。

【日本代表:タイ代表戦]
GK
23 鈴木彩艶 3
枠内シュートはなかったが、最後まで集中を切らさず。デビューから4試合連続無失点。

DF
19 森下龍矢 3 (▼69分)
途中から思い切った攻撃参加を繰り出し、左サイドから変化をもたらした。中村敬斗や三笘薫の武器であるカットインを最大限に生かすのであれば、後ろでしっかり構えられるタイプがハマりそうで、そのあたりはチームのテーマに。

15 町田浩樹 4
相手に起点を作らせず、セカンドボールへの対応も良かった。

22 藤井陽也 3
ラインをやや下げすぎてしまった感はあったが、後半はそのあたりを修正し起点となった。

16 毎熊晟矢 3 (▼79分)
やや強引に向かって引っかかってしまうシーンもあった。それでも伊東との”二枚刃”をタイは明らかに嫌がっていた。

MF
6 佐野海舟 3
後半はボールの奪いどころとして機能。中村の2点目につなげた。

17 田中碧 4 (▼79分)
佐野との役割が話し合われた後半、縦に勢いをもたらし先制点を決める。この飛び出しはアジアカップでも欲しかった武器だが…。

7 伊藤涼太郎 1 (▼HT)
スペースを作り出そうとしていたのは伝わってきたが、ノッキングを起こしてしまい起点となれず。期待も大きかっただけに、何かインパクトを残したかった。

14 伊東純也 5 (▼69分)
キャプテンマークをつけて登場。常に複数人を引き付けて、そこを打開してしまうシーンも。アジアカップでは、より大切な試合を、いかに良いコンディションで迎えられるかがポイントに。

20 奥抜侃志 1 (▼HT)
途中まで森下と気を遣い合ってしまうような感じで停滞。前半途中から何度かカットインを見せたが、周囲と連動して崩せなかった。

FW
11 細谷真大 4
時間が経つごとに周囲との連係も合ってきた。上田綺世や浅野拓磨の状態によっては、アジアカップ初戦から先発のチャンスがありそうだ。

【交代出場】
MF
13 中村敬斗 4 (△HT)
スペースを有効活用し、試合を決定づける2点目を奪取。日本代表5試合・5ゴールと、アジアカップでは左MFの一番手になり得る。

MF
10 堂安律 5 (△HT) 【MAN OF THE MATCH】
先制点をもたらした抉るクロスなど、味方を助け、相手を困らせるプレーを連発。この試合の中では別格だった。このパフォーマンスをアジアトップ、さらに世界のもう一つ上のランクで見せられるかが2024年のテーマ。

DF
24 三浦颯太 4 (△69分)
上々の代表デビュー。自身のクロスから4点目が決まるなど、投入後にチームは4ゴール。

MF
8 南野拓実 4 (△69分)
何度か決定機を外したが、しっかりゴールで締めた。”南野健在ぶり”を示した。

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DF
2 菅原由勢 4 (△79分)
相手が疲れてきていたこともあったが、確実に急所を突いていったのは印象的だった。

MF
5 川村拓夢 4 (△79分)
5人が代表デビューしたなか、何かやってやろう、という気持ちが最も伝わってきた選手だった。「絶対に来ると信じた」とゴール前へ駆け込みゴールを決めた。

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