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松本人志と小沢一敬のスキャンダル、立花孝志氏「A子さんのLINE、本心か分からない」。文春『優勢』と見る理由は?

松本人志さん (Photo by Vittorio Zunino Celotto/Getty Images)

ユーチューブチャンネルで、現編集長とのつながりを交えて「クロである」と説く。

 お笑い芸人であるタレントの松本人志さんと小沢一敬さんを巡る週刊文春による女性スキャンダルが2024年の年明け、より世間の注目を集めている。松本さんが1月5日、自身のエックス(@matsu_bouzu)で「とうとう出たね。。。」と、告発したA子さんが8年前に2人へ感謝を綴ったと見られるLINE画像を公開した。しかし、この投稿には賛否が渦巻き、元参議院議員の立花孝志氏は同日、自身のユーチューブチャンネルで「A子さんのLINEが公開されましたが、それでも松本人志はやっている!」と題した動画をアップ。文藝春秋社の取材力について自身の経験を踏まえ説明し、これだけで無実の証明にはならないと強調した。

 NHK党(NHKから国民を守る党など)を担う立花氏は週刊文春にNHKの問題を内部告発し、そこから今日に至っている点を説明。旧ジャニーズ問題の風穴を切り開いたのも文春だったと振り返る。そして現編集長とも当時から仕事をしていて、取材せずこうした記事を掲載するわけがなく、今回もA子さんと小沢さんによる「数十通のLINEのやりとり」を確認していると記事にも書かれているため、この公開されたLINEも把握したうえでのスクープであると見ている。

 また吉本興業は12月27日時点で、公式サイトにて「当該事実は一切なく」「客観的事実に反するもの」として、法的措置を検討するとしていた。しかし今回の投稿で、そのあたりも曖昧になり、事実無根とは言えない状況にはなってしまった。

 立花氏は、文春サイドが「このLINEを見ていないはずがない」「当然つかんでいると推察できる」として、今回のやりとりが世間に出たことで形勢が変わるという風潮に疑問を呈す。そして文藝春秋のほうがまだ”優位”であると自身の考えを語った。

「文春は他の週刊誌と取材力が違う。裏取りもしていて、99パーセントクロだったとしても記事にしない。A子さんの返事も、本心で書いたのかすら分からない。これが出るのは文春も想定済みだったはず。松本人志がこれについて久々にツイートしているようだが、そんな短い言葉ではなく、仕事に影響も出ているのだから、ユーチューブに投稿したり、記者会見を開いたりして、(説明を)やればいいのではないかと思います。私はこの件について、松本人志がクロで、吉本興業などが陥れようとしているものの週刊文春のほうが圧倒的に強いと考えています」

 そのように、むしろ文春サイドがより強気に出るのでないかと今後を展望していた。

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 過去の判例でも事件当初「正常性バイアス(強烈な衝動を受けた直後、これは日常の範囲内の出来事だと自身の中で認識しようと努める)がかかっていたかどうか」が争点になり、似た案件で女性側が勝訴したケースもある。それだけに、もう少し推移を見守る必要もありそうだ。

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