【移籍】横浜FMではなく…小林友希にMLSソルトレイクとダラスが「熱視線」
小林友希。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
セルティックでロジャーズ監督のもとチャンスを得られず。
スコットランド1部セルティックFCに所属するDF小林友希(Yuki KOBAYASHI)が冬の移籍期間ギリギリのタイミングで、メジャーリーグサッカー(MLS)に向かう可能性が出ている。2クラブがこのタフネスなセンターバックに熱視線を注いでいる。
当初今月に入った段階では、セルティックのコーチを務めてきたハリー・キューウェル新監督の就任に伴い、J1リーグの横浜F・マリノスに加入する可能性が浮上。『デイリー・メイル』スコットランド版は1月4日時点で、「ロジャーズ監督が肥大化したメンバー整理を行う」と題したレポートし、『67ハリハリ』では「小林友希はハリー・キューウェルに続いて横浜F・マリノスに移籍する可能性が高いと報じていた。
しかし、その後はこの噂も進展せず。そうしたなかスコットランドの移籍期間が2月1日のデッドラインデーに近づくなか、小林のアメリカ挑戦が選択肢に出てきたようだ。
『デイリー・メイル』はレアル・ソルトレイク、FCダラスの両クラブが、期限付き移籍に向けて「熱心になっている」と報じている。セルティックはこの申し出を基本的には「受け入れる」方向で動いているという。
年代別の日本代表でプレーした経験もある23歳のセンターバックは、ヴィッセル神戸の育成組織からトップチームまでプレーし、FC町田ゼルビア、横浜FCへの期限付き移籍を経験している。アンジェ・ポステコグルー前監督(現トッテナム・ホットスパーFC)のいたセルティックに2023年1月に移籍し、2022-23シーズンは公式戦7試合に出場。しかし今季は後任となったブレンダン・ロジャーズ監督のもと、まだ一度も出場機会を得られずにいた。
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ポテンシャルは十分あり、まだまだ進化を遂げ続けていけるはず。タイムリミットまで、あと5日。果たして、交渉はまとめるだろうか!? あるいは、Jリーグ復帰など他の選択肢も浮上することも!?