板倉滉、前田大然、古橋亨梧!?「落胆した」ポステコグルー監督“補強失敗”認める【日本人選手 冬の移籍市場 情報】
アンジェ・ポステコグルー監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
日本代表クラスでは橋岡大樹がプレミアリーグ挑戦、森下龍矢がレギア・ワルシャワ、藤井陽也がコルトレイクへ。
ヨーロッパ主要リーグの冬の移籍マーケットが2月1日で締め切られた。カタール・アジアカップが開催中で、今大会には日本代表の主力選手が臨んでいたことも影響し、ビッグネームの移籍はなかった。代表クラスでは橋岡大樹がシント=トロイデンVVからイングランド・プレミアリーグのルートン・タウンFCに完全移籍したのが目立った話題に。また、名古屋グランパスのDF森下龍矢がレギア・ワルシャワ(ポーランド)、同じく名古屋のDF藤井陽也がコルトレイク(ベルギー)に移籍した。
さらに、ジュビロ磐田の大型FW後藤啓介がアンデルレヒト(ベルギー)、浦和レッズの荻原拓也が三浦知良も在籍したクロアチアの名門ディナモ・ザグレブへ期限付き移籍。FC東京のU-19アジア選手権得点王の熊田直紀がKRCゲンク(ベルギー)にレンタル移籍した。また、横浜F・マリノスのDF角田涼太朗がカーディフ・シテに加入しKVコルトレイクへ、浦和の明本考浩がベルギーのルーヴェンに期限付き移籍した。
そうしたなか、トッテナム・ホットスパーFCのアンジェ・ポステコグルー監督がこのほど記者会見で、今冬の移籍に言及した。
エックス(旧ツイッター)のフォロワー数1979万人を超えた移籍情報を専門とするジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ(@FabrizioRomano)氏によると、ボスは「マーケットに良いチャンスがあったのだが、クラブはそれを進めることが正しいと判断しなかったんだ。落胆しているよ……」と苦笑いを浮かべた。
セルティックFC時代、指揮官は冬の市場で、横浜F・マリノスを率いた経験を生かして日本人選手をJリーグから引き抜く補強で、チームの強化につなげていったのは記憶に新しい。今回も、もしかすると、あるタレントに目を付けたのか!?
あるいは……。これまでトッテナムは、ボルシア・メンヒェングラードバッハの板倉滉、そして古巣セルティックの前田大然(いずれもアジアカップに参戦中)、古橋亨梧がリストに挙がっていると言われてきた。そうしたタレントの獲得に動こうとした可能性も。
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いずれにせよ、セルティック時代とは異なるクラブの強化体制であり、ポステコグルー監督のもとタイトル獲得へ、クラブ一枚岩になっていけるのか。あるいは夏のマーケットで、大型補強が待っている!?