メキシコ撃破!久保建英が堂安律から「パスが来る」と察知した瞬間とは?東京オリンピック2戦連発!!
メキシコ戦での久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
28日には強敵フランス戦、「3戦全勝でグループリーグを突破したい」。
[東京五輪 GL2節] 日本 2–1 メキシコ/2021年7月25日/埼玉スタジアム2002
東京オリンピックのグループリーグ(GL)第2戦、日本代表が久保建英、堂安律のゴールでメキシコ代表に2-1の勝利を収めた。日本は南アフリカ戦(〇1-0)に続いての勝利で、勝点6に伸ばしてグループ首位。28日のGL最終フランス代表との第3戦、引き分け以上で文句なし、また1点差での敗戦でもベスト8に進める。
レアル・マドリードに所属する久保はメキシコ戦後のフラッシュインタビューで、相手チームに対する研究、そして堂安との阿吽の呼吸について、次のように語った。
「立ち上がり相手を研究している時、つなぎのところで少しのミスがあれば、そこでしっかり奪って自分たちが前掛かりに進められればという話をしていました。その狙い通りの形で決められました。(右サイドからマイナスのクロスを放った)堂安選手が相手を左手で押さえた時、自分のところにボールを出してくれるなと思ったので、走り込んであと落ち着いて決めるだけでした」
そして守備について、チーム内で細かく確認し合っていたという。
「相手がキーパーのオチョア選手を含め、そこへロモ選手が下がってビルドアップしてくると研究していたので、であれば、前(2020年11月、フル代表で対戦し0-2で敗れている)のようにプレスがハマらなかった時には、僕がアンカーについて、林選手が多少疲れるけれどボールを追ってもらい、そのように攻める形にしようと話していました。それは吉田選手、田中選手からも言われていました。狙い通りのプレスをかけられたと思います」
日本は2連勝で首位。優位にあるものの、最後は強敵フランス戦が控える。しかも日本の環境にも慣れ、南アフリカに4-3の勝利を収めるなど調子を上げてきているようだ(フランスは1勝1敗)。
ホスト国の7番をつける20歳のレフティは「しっかり勝って3戦全勝でグループリーグを突破したいと思います。応援よろしくお願いします」と呼び掛けていた。
東京五輪のGL第3戦、日本対フランスは7月28日20時30分から、横浜国際総合競技場で行われる。久保には決勝トーナメント(ベスト8)進出を決める、3試合連続ゴールが期待される。
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[文:サカノワ編集グループ]