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堂安律ガッツポーズ、渾身スーパークロスで同点弾アシスト! 佐野海舟の好調マインツと2-2ドロー

堂安律 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

数的優位に立ちながらリードを許したが、日本代表の10番が試合を動かす。

[ブンデスリーガ 26節] マインツ 2-2 フライブルク/2025年3月16日(現地15日)/MEWAアレーナ

 ドイツ・ブンデスリーガ26節、1FSV.マインツ05とSCフライブルクの一戦は2-2で引き分けた。フライブルクの日本代表『10番』堂安律が渾身のスーパークロスで同点弾をアシストした。マインツの佐野海舟もフル出場している。

 佐野がボール奪取役となりボランチに君臨し3位と好調なマインツは34分、ヨナタン・ブルカルトが先制。それでも43分、ホームチームはルーカス・ヘーラーを後ろから引いて倒したドミニク・コールが、最初はイエローカードだったが、VARが介入。PKかどうかの確認と見られたが、「一発レッドカード+ペナルティエリアの外=直接FK」の判定が下される。

 数的優位となったフライブルクは58分に同点としたが、74分に勝ち越されてしまう。

 1点を追う展開になると、10人で守備を固めるマインツに対し、4-2-3-1の右MFだった堂安がスルスルっと左サイドへ流れて、相手を揺さぶる。すると、そこで背後を突くと、DFを1対1から縦に抜き去り、ライナー性のクロスを放つ。ここにピンポイントで飛び込んだルーカス・キュプラ―が合わせ、ゴールネットを揺らした。

 貴重な同点弾をアシストした堂安はガッツポーズ! まさに渾身のクロスで起死回生の一発を演出した。

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 試合は2-2で引き分け。堂安と佐野、いずれもフル出場している。マインツは3位をキープし、フライブルクは6位に順位を落とした。