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【日本代表】静かなる終戦、冨安健洋「特に熱量のところは後半感じられなかった」。アジアカップ準々決勝イランに敗戦

冨安健洋 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

25歳のディフェンスリーダーが語った「良くない時の日本」。

[アジアカップ 準々決勝]日本代表 1–2 イラン代表 /2024年2月3日20:30(現地14:30)/エデュケーション・シティ・スタジアム(カタール)

 カタール・アジアカップ準々決勝、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)がイラン代表に1-2で敗れ、ベスト8で姿を消した。3大会ぶりの優勝はならず、最強チームと言われたものの、後半45分間はまるで噛み合わずベスト4進出も逃した。

 アーセナルFCに所属する冨安健洋は試合後、「勝ちに値する試合ではなかったと思います。特にセカンドハーフ(後半)は完全に相手に試合の流れを握られてしまいましたし、彼らが勝利に値したのだと思います」と完敗を認めた。

「前半はリードして終えましたが(1-0)、終わりのほうは結構キツい時間帯もあり、『こういう時間帯は絶対にあるぞ』と声を掛け、後半に入ると、点を取りに行くぞとは言っていました。何本かあったチャンスを決め切れず、そこから完全に相手へ流れが渡り、耐えようと思い、後ろから声を出してやろうとしていましたが、なかなか難しい部分はありました」

 25歳の新ディフェンスリーダーは「あとは良くない時の日本というか、ちょっと良くない時間になってくると、シンプルにボールを失い、ちょっと淡泊なプレーになり……」と、イラク戦に続き前線でボールの収まりどころがなく慌てた。

「僕らも前にボールが渡ったらラインアップしなければいけないところ、すぐ失って、ギャップとスペースを与えてしまい……。ダッシュでスプリントし上げなければいけなかったのですが、全てが足りなかったと思います」

 日本代表が獲得しなければいけないアジアのタイトルを、またも逃した。

「僕も含めてまだまだ足りないなと思うし、熱量やピッチ上の振る舞いを含め、もっともっと闘わないといけない。特にその熱量のところは後半感じることができなかった。また同じことかと思われそうですが、今日の負けがあったから強くなれたと言えるようにならなければいけないし、それぞれ所属チームに帰ってできることをやらないといけないと思います」

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 アーセナルは現地時間の今日2月4日、遠藤航も所属するリバプールFCとの大一番を迎える。次戦は11日、アウェーでのウェストハム・ユナイテッドFC戦だ。

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