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【移籍】「何も言えない」鎌田大地が”ラツィオでの将来”に言及、その真意は!? 明朝CLバイエルン戦!

鎌田大地。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「サッリ監督への想いは?」という唐突な質問も。

 イタリア・セリエAのSSラツィオに所属する日本代表MF鎌田大地が2月12日、カリアリ・カルチョ戦で78分から途中出場し、3-1の勝利に貢献した。ただ敵陣ペナルティエリア内で二人をかわす圧巻のフェイクから決定的なシュートを放ったものの、枠を外してしまった。

 ラツィオは日本時間15日5時からUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16の第1戦、ドイツ・ブンデスリーガ11連覇中のバイエルン・ミュンヘンとホームで対戦する。

 鎌田はこの試合後に取材に応じ、そのコメントが『La laziosiamonoi.it』に紹介された。

 アイントラハト・フランクフルトから加入した今季、これまでセリエA17試合・1得点・1アシスト、CL5試合・0得点、カップ戦1試合・0得点を記録。国内リーグの先発は8試合にとどまる。コミュニケーションも重要になるカルチョの世界で、智将マウリツィオ・サッリ監督のもと、なかなか本領発揮とはいかずにいる。

 鎌田は「今日は勝つことが重要でしたが、簡単ではありませんでした。なんとか勝利できて嬉しく思います」と喜ぶ。すると「サッリ監督への想いは?」という唐突な質問に、「何と言えばいいか難しい。努力を続けるだけです。それだけです」と答える。さらに「ラツィオでの将来については?」というこれまた試合以外の問いに、27歳のトップ下は「分かりません、何も言うことはありません」「イタリアとドイツのサッカーには多くの違いがあり、ハードワークを続けなければいけません」と語っている。

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『トランスファーマルクト』によると、鎌田とラツィオは今季終了までの1年契約と記されている。現在チームはリーグ8位と苦しみ、鎌田も重要な戦力になり切れずにいる。今回のアジアカップに参戦しなかったものの日本代表にとっては貴重な戦力でもあるミッドフィルダーは、いずれにせよ、このあと行われるCLで強烈なインパクトを残せば、評価を一変することができる。昨季までプレーしたドイツの最大ライバルであったバイエルンとの一戦、楽しみだ。