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【サッカー日本代表】伊東純也、女性2人に2億円以上の損害賠償を民事訴訟で請求へ

伊東純也。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

週刊誌報道を受けて。『ミヤネ屋』で代理人弁護士が今後の方針など語る。

 カタール・アジアカップ開催中の『週刊新潮』によるサッカー日本代表の伊東純也に対する性加害疑惑報道を受けて、2月12日、伊東の代理人弁護士が日本テレビの『ミヤネ屋』に出演。フランスの所属先であるスタッド・ランスにて前日の試合にフル出場した伊東本人と話し合いを行ったことを明かし、今後の訴訟などの方針などが示された。

 伊東の担当弁護士によると、「推定無罪」(罪が確定するまでは、罪のない者として扱われなければならない)であることがより尊重されるフランスにあって、伊東の戦列復帰が実現したとして、ファンへの感謝も伝えられた。もしも所属先が日本であれば、スポンサーなどへの配慮から試合復帰はまだ実現しなかっただろうとも見ている。

 これまでの報道によると、女性2人は準強制性交等罪で伊東らを訴え、その告訴状が警察に受理されたという。一方、伊東側は客観的な事実も証明できるとして、虚偽告訴罪で女性側を訴え、大阪府警にその告訴状も受理されたそうだ。さらに今回の番組内では、女性側もまたこの伊東の訴えに対し虚偽告訴罪で訴える準備をしているとも伝えていた。

 そうしたなか伊東の弁護士は、今週中にも今度は民事で女性2人に対して損害賠償請求を行う予定であると説明。その額は2億円以上で検討されているということだった。

 また、番組で解説した弁護士によると、伊東側は裁判による決着を視野に入れつつも、早期解決を目指していると言い、争点が整理されれば、示談による落としどころも見出していくのではないかと展望していた。伊東サイドは、6月の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選での日本代表復帰を目指したいという(3月には同予選で北朝鮮代表との2連戦が組まれている)。

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 一部報道では、両者の背後にいる事務所関係者などがこの件に関与しているとされ、日本代表のエース級であった伊東の名前だけが前面的に報じられる形にもなっている。アジアカップのラウンド16のバーレーン戦当日に報じ、準々決勝イラン戦前日に伊東のチーム離脱が決定。アジア制覇を目指したチームが敗れる事態に陥った。しかし週刊誌はその次号で、この件について一切触れていない。

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