クロップ破顔!プレミア今季初得点の日本代表MF南野拓実を「重要な存在」と絶賛。リバプール、冨安健洋のアーセナルに4-0
アーセナルに勝利を収め、サポーターと歓喜するリバプールのユルゲン・クロップ監督。 (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)
2列目起用で結果を残す。
[プレミアリーグ 12節] リバプール 4-0 アーセナル/2021年11月20日17:30(日本時間21日1:30)/アンフィールド
イングランド・プレミアリーグ12節、リバプールFCがアーセナルFCに4-0の快勝を収めた。リバプールの日本代表MF南野拓実が途中出場から今季リーグ初得点となるチーム4点目を奪取。一方、アーセナルの日本代表DF冨安健洋は右サイドバックでフル出場し、加入後初黒星を喫した。
上位対決として注目を集めたが、ふたを開けてみれば、シュート数19本対5本と一方的な展開になり、ホームチームが勝点3を掴んだ。
そのなかでリバプールの3点リードで迎えた76分、南野はディオゴ・ジョッタと代わって投入される。すると1分後、完璧な打開から右SBトレント・アレクサンダー=アーノルドのクロスを、ファーサイドで一歩先に抜けた南野が合わせ、ゴールネットを揺らしてみせた。
この試合の決定づけるトドメのゴールに、リバプールのユルゲン・クロップ監督も破顔。チームはそのまま4-0の大勝を収めた。
クロップ監督は試合後の記者会見で、南野の起用とゴールについて、次のように語った。
「私がタキ(南野)にどれほど満足しているか、皆さん想像つかないでしょう。彼は今、信じられないような瞬間を迎えています。
実際のところ、4つのポジションでの変更を考えていました。彼は前線3つと『8番』(インサイドハーフ)の両方、5つのポジションを担うことができます。
日本代表として国際試合に臨んだあと戻ってきましたが、私たちにとって非常に重要な存在です。何より彼がゴールを決めたことで、みんながとても喜んでいました。
今日の彼のプレーは、彼のトレーニングが反映されたものです。彼がこれからも試合に出ることは間違いありません」
指揮官はそのように南野の活躍が、チームにもたらす多くの効果を喜んだ。何より、ここから連戦が続くなか、南野の2列目での起用にも一つ目処が立った。
リバプールは日本時間25日5時から、UEFA欧州チャンピオンズリーグのグループステージ5節、FCポルトとホームで対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]