【なでしこジャパン】2/28国立決戦が大ピンチ! ゴール裏チケット販売数は日本1526枚、北朝鮮3000枚。パリ五輪への大一番、アウェージャックか…
北朝鮮との第1戦を終え、厳しい表情を浮かべる日本女子代表の選手たち。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
「ホームの雰囲気のなか、しっかり勝ちを得たい」とサポートを訴える。
[パリ五輪アジア最終予選 第2戦] 日本女子代表-北朝鮮女子代表-/2024年2月28日18:30/国立競技場
パリ・オリンピックの女子サッカーアジア最終予選、日本女子代表(なでしこジャパン)-北朝鮮女子代表の第2戦が2月28日18時30分から国立競技場で開催される。勝てばパリ・オリンピックの出場権を掴める、負ければ終わりという大一番。代表チームでは久々となるスリリングなシチュエーションだが、しかし、チケットが思うように売れていないという。日本サッカー協会(JFA)は一人でも多くのサポートを呼び掛けている。
中立地サウジアラビアでのアウェーゲーム第1戦はスコアレスドロー。北朝鮮のフィジカルと走力を生かしたロングボールからのショートカウンターがハマり、宮澤ひなたらを欠くなでしこジャパンはほとんどチャンスを作れなかった。
JFAは2月26日17時時点での第2戦のゴール裏チケットの販売済み枚数を公表。日本代表サイドのホームは1526枚、一方、北朝鮮サイドのアウェーは3000枚が売れているということだ。
JFAは「条件はシンプル。勝てばオリンピック出場権獲得。ぜひ国立競技場で熱い熱い応援をお願いします。全員で勝ち獲ろう パリへの切符を!」と呼び掛けている。
JFAの佐々木則夫女子委員長は、2004年のアテネ五輪出場を決めた旧国立競技場での北朝鮮戦の際は31324人が集まり、そこから女子サッカーの火が付き再びともり、のちに「なでしこジャパン」と呼ばれるようになっていった。佐々木委員長はメンバー発表の記者会見の席でも、「今回は当時を上回る方々に来ていただいて、ぜひ声援を送ってもらいたいと思っています。そして……アウェーゴール裏がかなり埋まっているようです。ホームの雰囲気のなかしっかり勝ちを得たいですし、多くのサポーターになでしこジャパンを後押ししていただきたければと思います」と訴えた。
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日本対北朝鮮戦のチケットは『チケットJFA』「https://ticket.jfa.jp/」で発売中。この一戦は2月28日水曜日、18時30分キックオフ予定。アウェールールはなく、タイスコアの場合は15分ハーフの延長戦、そしてPK戦が行われる。