×

【浦和】札幌戦へ前田直輝が「練習にフル合流」、ソルバッケンは…。ヘグモ監督「先に点を取りたい」

浦和のヘグモ監督。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI

撃ち合いもあり得る!?「チャンスを作りたい、点を取りたいというメンタルの部分も重要に」

[J1 3節]札幌-浦和/2024年3月10日13:05/札幌ドーム

 J1リーグ浦和レッズのペア=マティアス・ヘグモ監督が3月8日、北海道コンサドーレ札幌戦に向けてオンラインによる取材に応じて抱負を語った。

 これまで1分1敗。初勝利を欲するヘグモ監督は札幌について、「典型的なマンツーマンのチームだと思います。今までプレーした相手の中で、それが最も際立っているチーム。長年同じ監督(ペトロヴィッチ監督)のもとプレーしているので、スタイルは浸透しています。ドームでプレーするのも興味深いですね」と、“初ドーム”を楽しみにしていた。

 そしてノルウェー代表オラ・ソルバッケン、前田直輝のメンバー入りの可能性について問われると、次のように答えた。

「ソルバッケンについては、現時点で細かい情報はお伝えできません。直輝は練習に復帰していて、今日はフルで参加しています」

 さらに前田の先発起用もあるのかという問いには……。

「前田は常にスタメン候補です。周りとの関係性もどんどん深めています。攻撃の時、中からも外からも行ける非常に興味深い選手。強度の高いプレーもできますね」

 そのように、少しだけ示唆していた。スカッとするゴールと勝点3を掴みたいところ。指揮官は”勝利”への想いを問われると、次のように口にした。

「開幕2試合の前半は、両方とも良く、後半の終盤もいいプレーができていました。ともに勝てていてもおかしくなかったと思います。次の試合では、先に点を取りたいですね。試合のなかでチームが成長しているので、さらに成長した姿を次の試合でお見せしたいです」

 ヘグモ監督が要求するのは、全員で果敢にリスクを冒し、それを全員でカバーし合おうという高い攻撃性だ。今週は具体的にファイナルサードの連係を深めるトレーニングに時間をかけてきたという。

「ピッチの様々なところでの選手の関係性を深める、攻撃の練習を行ってきました。ラストサードに入ったところでのディテールについてもやりました。複数の脅威となるようなプレーにも取り組みました。チャンスを作りたい、点を取りたいという、そのメンタルの部分も重要です。選手を適切なポジションで起用して、プレーをゴールまでつなげることを目指します」

関連記事>>【日本代表】伊東純也の虚偽告訴問題「警察から事情聴取あった?」。加藤弁護士が答える「そこについては…」

 浦和を率いたペトロヴィッチ監督との対戦でもある。札幌はまだ2試合ノーゴール(1分1敗)で前回サガン鳥栖戦は0-4の大敗を喫しているが、決して守りを固めてくるような戦い方はしてこないだろう。むしろ、撃ち合いもあり得るか――。

Posted by 塚越始

Ads

Ads