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【米国報道】「大谷翔平は第二のピート・ローズなのか?」少なくとも…

ドジャースの大谷翔平。(Photo by Chung Sung-Jun/Getty Images)

水原氏のギャンブルによる借金返済のためだと知っていた場合は「重い刑罰が科される可能性も」。

 アメリカ・メジャーリーグベースボール(MLB)のロサンゼルス・ドジャースが3月21日、違法なブックメーカーを介して多額の賭博をしていたとして、大谷翔平の通訳である水原一平氏を解雇した問題で、『ロサンゼルス・タイムス』は「大谷翔平は第二のピート・ローズなのか? ドジャースのスター、賭博で借金返済なら法的問題に発展か?」と題したレポートを掲載。野球賭博で野球界から追放されたMLB最多安打を誇るレジェンドを例に出して、その後成立した規約なども伝えている。

 同メディアは「大谷翔平はピート・ローズではない。少なくとも、まだ」と書き出し、監督時代の野球賭博への関与により米国野球界を追放されたローズ氏の話を持ち出している。そして、ローズ氏と大谷の状況は全く異なると強調している。

 当時はコミッショナーの裁定が下されたが、現在、選手の違法ギャンブルに関して、ローズ氏の事件を受けて、規約が設けられていることも説明されている。審判・選手・役員・スタッフについて、不法なギャンブルに携わった場合は「資格停止1年」、野球賭博に関わった場合は金額を問わず「永久追放」、不法なブックメーカーや代理店に関与した場合は「最低でも1年間の出場停止」などと記されている。

 またシーズン前には、選手がこうした不法行為を行わないことについて、署名することも義務化されているそうだ(審判への金品贈与、暴力行為の禁止なども含め)。

 ただし現地の法律の専門家の見解として、水原氏のギャンブルによる借金だと知って大谷が肩代わりしていた場合、「ブックメーカーの借金回収を手伝っていたことになる。重い刑罰が科される可能性もある」と指摘している。

 アメリカの38州では、スポーツベッティングは容認されているが、大谷と水原氏の住むカリフォルニア州では「違法」となっている。とはいえ、スポーツベッティングの広告が至るところに見られ、「執拗なマーケティングの影響は受けられずにいる。しかもラスベガスは車か飛行機で目と鼻の先にある」という環境についても言及している。

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 アメリカメディア『ESPN』によると、大谷の銀行口座から最低でも450万ドル(約6億8000万円)が、カリフォルニア州の違法ブックメーカーに送金されていた。FBI(連邦捜査局)が同ブックメーカーの捜査をしていたところ、昨年二度、『Shohei OHTANI』の口座から二度、50万ドル(7500万円)の送金が確認され、運営していた人物と水原氏の接点が明らかになった。その後、水原氏がギャンブルで背負った借金返済のためだったと説明した。

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