【鹿島】J1通算50点、鈴木優磨が「このチームはもっと強くなれる」と確信した瞬間とは? ジュビロ磐田に1-0勝利
鹿島の鈴木優磨。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
「一番素晴らしいなと思ったのは、試合終了後の整列をした時…」
[J1 5節] 鹿島 1-0 磐田/2024年3月30日15:00/県立カシマサッカースタジアム
J1リーグ鹿島アントラーズの鈴木優磨がジュビロ磐田戦、PKによるゴールを決めて、チームに1-0の勝利をもたらした。自身リーグ2試合連続弾、これでJ1通算50ゴールとなった。
関川郁万の競り合いから相手のハンドで得たPK。鈴木がキッカーに直訴したという。
「外したら仕方ない、ぐらいの気持ちで蹴りました。(キッカーは決まっていた?)いえ、決まっていなかったです。今年は(PKを)蹴っていきたいと思っています。フォワードがやはり蹴るべきだと思います。時と場合によってはチェキ(チャヴリッチ)が蹴ると思うので、そこはバランスを見ていきたいです」
日本代表を長年支えてきたGK川島永嗣との対決となった。しかし目を合わせることはなく、「(威圧感は?)見ていなかったので分からなかったです」と、ど真ん中に豪快に蹴り込み、ゴールネットに弾丸を突き刺した。ホーム2連勝、そして鈴木も2試合連続弾となった。
「一番素晴らしいなと思ったのは、試合終了後の整列をした時、誰もハイタッチをしていなくて、みんな悔しそうにしていたんです。それを見た時、俺はこのチームはまだまだ成長して、もっと強くなれると確信しました。その姿勢はいままで見たことがなかったので、本当に、これからもっともっとたくさんの試練が待っていると思いますが、このチームは必ず強くなっていけると確信しました」
負傷者もいるなか、まさに全員で掴んだ勝利。鈴木はそう喜ぶ一方、「自分たちの主導権を握ってアクションを起こしていくサッカーはなかなか出せませんでした。でも、僕はこのチームは強くなれると確信しました」と頷いた。
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鹿島はこのあと4月3日にアウェーでアビスパ福岡、7日には国立競技場でFC東京(同じくアウェー)と対戦する。