【浦和】ACL決勝へGK福島春樹「ポジティブに」。西川周作の出場停止で”チャンス”

浦和のGK福島春樹。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

明日アル・ヒラルとアウェー戦、「責任を持ってプレーしたい」。

[ACL 決勝 1st] アル・ヒラル – 浦和 /2019年11月9日19:30(日本時間10日1時30分)/サウード国王大学スタジアム

 プロ4年目を迎える浦和レッズのGK福島春樹が11月9日のアジアチャンピオンズリーグ( ACL )決勝のアル・ヒラル(サウジアラビア)との第1戦、西川周作の出場停止に伴い、コンディションさえ問題さえなければスタメン起用が有力視される。

 11月1日のアウェーでの鹿島アントラーズ戦(●0-1)では、プロ4年目にしてJ1リーグ初出場を果たした。浦和の大槻毅監督は、J1リーグ225試合連続フル出場を続けていた西川周作の記録をストップしてまで、福島に懸けた。

 すべては――2017年以来、クラブにとって三度目の「アジア王者」のタイトルを獲るため。

 大槻監督は10月23日、ACL準決勝の広州恒大との第2戦、西川の出場停止が決まった瞬間から、決勝に向けたあらゆるシミュレートをしていたと明かしていた。そして、この過密日程の続いたJリーグ3連戦で福島にチャンスを与え、万全を期してACLファイナルに備えた。

 福島は鹿島戦のあと、次のように語っていた。

「当然アル・ヒラルを想定して、僕を使ってくれたと分かっています。この経験をアル・ヒラル戦に生かさないといけない。その責任を持ってプレーしたいと思います」

 今シーズンの公式戦は天皇杯1試合のみの出場。第2GKとしてベンチから試合をサポートする日々が続いた。ただ、この機会を福島はビッグチャンスだと前向きに受け止める。

 そこはプロフェッショナルだ。

 むしろ、段階を踏まえてピッチに立てることを「ポジティブに捉えている」と言う。

「(大槻監督は西川の出場停止の瞬間からさまざまな想定をしていたと言うが)僕はその前から、ずっと考えていました。僕が試合に出るならば、(西川)周作くんがケガなどアクシデントがあるか、出場停止になるか。そういったことになるだろう、とは考えていました。ただ、逆にケガなどアクシデントがあって、いきなり試合に出るよりも、今回こうして時間もあったので、鹿島戦でも経験をできました。ポジティブに捉えています。次につなげます」

 あとは俺に任せろ――。そんな覚悟と責任が感じられる。ACL決勝の第1ラウンド(第2戦は11月24日に埼玉スタジアム開催)。プロ4年目、26歳の左利きのGK福島が、サウジアラビアの首都リヤドでアジア王者を懸けた大一番に挑む。

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[取材・文:塚越 始]

Posted by 塚越始

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