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【鹿島】上田綺世、“シン・タイガーショット”炸裂!狙っていた「3バックの急所」、開幕G大阪から2ゴール

G大阪戦のあと取材に応じた鹿島の上田綺世。(C)SAKANOWA

キャンプからの積み上げ、「自信に変えられるキッカケになった」。

[J1 1節] G大阪 1-3 鹿島/2022年2月19日14:00/パナソニックスタジアム

 J1リーグ2022シーズン開幕のガンバ大阪対鹿島アントラーズ戦、鹿島が上田綺世の2ゴール、さらに鈴木優磨の復帰初得点で、ガンバ大阪に3-1の勝利を収めた。

 上田は開始20分、ディエゴ・ピトゥカのスルーパスに抜け出し、ペナルティエリア内の深い位置から、凄まじい一撃を突き刺してみせた。

 3バックの背後のスペース――。そこはチームとして狙っていたと言う。

「3バックの急所として、外側(ストッパー)の背後は相当嫌な部分だろうなというところをすり合わせ、チームとして狙いを持っていました。それを上手く生かせました」

 さらに数的優位に立った後半には荒木遼太郎からのパスを冷静に沈めてこの日2点目。チームもライバル相手に3-1の勝利を収め、幸先の良いスタートを切った。

「ここ5シーズン開幕戦で勝てずにいて、僕が経験している一昨年前からは、スタートダッシュに上手くいかないことを課題にしていました。今日はみんなチーム一丸となって戦えて、3-1と勝てのはすごくいいことだったと思います」

 レネ・ヴァイラー監督不在のなか、岩政大樹コーチのもと、試行錯誤してきた。ただ若さ溢れるチームは、ここで一つ結果を残し、確かな自信を得た。

「自分たちがキャンプからずっと積み重ねてきたことが形になり、それは自信に変えられるキッカケになりました。この勢いを大切にしながらも、もう一度いい準備をして、次の試合に臨むことが大事になると思います」

 上田自身は年男である。寅年のエースストライカーが開幕戦でいきなり放った衝撃の“シン・タイガーショット”。あの一発で、チームにあった不安を打ち消すとともに、楽しみな希望の灯をともした。

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[文:サカノワ編集グループ]

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