【鹿島】FC東京との国立決戦へ知念慶「こうした舞台で結果を出すのがアントラーズ。全員で高い熱量を持って試合に入りたい」
鹿島アントラーズの知念慶。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
「各駅停車のようなパスが多く相手も守りやすかった」福岡戦の反省を生かしてアグレッシブに挑む。
[J1 7節] FC東京-鹿島/2024年4月7日17:00/国立競技場
J1リーグ鹿島アントラーズの知念慶が4月5日、オンラインの取材に応じて、2日後のFC東京戦に向けて「(0-1で敗れた直近の)福岡戦は、前半特に消極的で前への意識が低かったので、次はアグレッシブに自分たちらしい攻撃的なサッカーを見せたいです」と抱負を語った。
「前節(アビスパ福岡戦)は各駅停車のようなパスが多く相手も守りやすかったと思うので、次はしっかり動きながら相手を崩していこうということを(ポポヴィッチ)監督も言っています。みんなが止まって受けるのではなく、動きながら自分たちらしく3人目がかかわっていくような攻撃を見せられればと思います」
上位に食い込んでいくためには、連敗だけは避けたい。相手は浦和レッズを逆転で下して勢いに乗るFC東京だ。
「しっかりと後ろからつないでくるチーム。サイドに早いアタッカーがいて、すごく相手にとってやりづらいチーム。自分たちは守備の部分では強度を出して、福岡戦も決定機といえる場面はほぼ作られていなかったので、守備の部分では継続して強く行き、ブロックを敷く時は敷いて、コミュニケーションを取りながら守っていければと思います。相手のポゼッションに対し、受けるだけではなく、アグレッシブに前から行ければと思います」
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国立競技場での対戦。知念は「大舞台は、鹿島が熱い注目される試合には強いイメージがあります。前節不甲斐ない試合をした分、今節は注目度も高く、こうした舞台で結果を出すのがアントラーズ。全員がしっかり高い熱量で試合に入っていきたいです」と、貪欲にただ勝利だけを欲していた。