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水原一平氏の弁護士が判明! 米国到着時「逮捕されず」。大谷翔平を巡る賭博スキャンダルが新たな展開へ

ドジャースの大谷翔平(右)と、解雇された通訳の水原一平氏。(Photo by Christian Petersen/Getty Images)

韓国からカリフォルニア入り、警察に呼び止められる。

 アメリカ・メジャーリーグベースボール(MLB)ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平の口座から違法なスポーツ賭博の資金にするため6億円以上を胴元に送金していたとして窃盗容疑のかかる前通訳の水原一平氏がアメリカ・カリフォルニア州に戻っていたことが明らかになった。また弁護士を雇うなど、今後の捜査に向けた準備も進められているという。『ニューヨークタイムズ』が4月11日に報じた。

 同メディアによると、韓国での事件発覚とドジャースを解雇されて以降、その消息が明らかになっていなかった水原氏だが、アメリカにいることが分かったそうだ。「韓国からカリフォルニアに戻り飛行機から降りたところで、警察当局に呼び止められた。水原氏と当局のやりとりの内容は不明であるが逮捕はされなかった」ということだ。

 また、水原氏が雇った弁護士が判明。「ロサンゼルスの元連邦検事で、ホワイトカラーの刑事弁護を専門とするマイケル・フリードマン氏を雇った」と伝えている。ただし、この件について、「フリードマンはコメントを控えている」として、今後の発言も注目される。

 そして米司法省の広報担当者も、この件についての取材にはコメントを控えたそうだ。また、大谷の広報担当は、2週間前に大谷が水原から盗まれたと述べたこと、当局とメジャーリーグベースボールの捜査に全面的に協力すると約束したことについて、改めて強調しているという。

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 大谷の口座から450万ドル(約6億8000万円)以上が違法賭博のブローカーのもとに送金され、その全てを前通訳の水原氏が行っていたという窃盗疑惑。このスキャンダルは新たな展開へ突入していく。

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