【U-23日本代表】松木玖生が21歳誕生日にパリ五輪決定「人生で最高のプレゼントに」

日本時間でちょうど4/30にイラクに勝利、自身も先発し80分までプレー。

［U-23アジアカップ 準決勝］U-23日本代表 2–0 U-23イラク代表/2024年4月30日2:30（現地29日20:30）/ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム（ドーハ）

　パリ・オリンピックのアジア最終予選となるカタールU-23アジアカップの準決勝、U-23日本代表が細谷真大（柏レイソル）の先制ゴール、荒木遼太郎（FC東京）の追加点で、U-23イラク代表に2-0の勝利を収めた。日本は8大会連続でオリンピックの出場権を獲得。5月3日24時30分から、日本とともに五輪切符を掴んだウズベキスタン代表との決勝に臨む。

　松木玖生（FC東京）は4-3-3の右インサイドハーフで先発出場し、80分に川﨑颯太（京都サンガF.C.）と交代した。ハイプレスを徹底して怠らず、球際に自信を持つイラクを圧倒。先制点の始点は、松木のプレスからのボール奪取でもあった。相手にペースをほとんど握らせなかったキーパーソンは松木だったと言っても過言ではなかった。

　松木は試合後の『テレビ朝日』のフラッシュインタビューで、「今日は自分を犠牲にして、チームのために献身的にやろうと試合前から決めていました。今日勝ててパリ行きを決められて、ホッとしています」と、喜びを爆発させるというよりも安堵の表情を浮かべた。

　そして現地カタールは4月29日だが、時差のある日本は4月30日2時30分からのキックオフ。この30日は松木の21歳の誕生日だった。パリ五輪出場権を試合に出て獲得するという、自ら華を添える勝利を収めた。

　松木は「人生で一番最高のプレゼントかなと思います」と照れ笑いを浮かべた。

　この勝利で日本はアトランタ以降、8大会連続での出場権獲得に。5月3日24時30分（4日0:30）からは決勝でウズベキスタン代表と対戦する。

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　日本代表の背番号17は「自分たちは優勝するためにここに来ているので、最後の一戦、日本へいいニュースを届けられるようにしたいと思います」と勝利を誓った。