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【水戸ホーリーホック】濱崎芳己監督を解任、後任は森直樹コーチ。「状況を好転させるために、監督を代えることが最善と判断」西村卓郎GM…19位に低迷

解任された水戸の濱崎芳己監督。写真:上岸卓史/Takashi UEGISHI

「まずは、現実的にJ2残留を目指して、ありとあらゆるリソースをそこに注ぎ込む」

 J2リーグの水戸ホーリーホックは5月4日、濱崎芳己(Yoshimi HAMASAKI)監督を解任したと発表した。後任は森直樹ディベロップメントコーチ。登録手続きが完了するまでは登録上はコーチとして指揮を執る。

 濱崎氏は秋葉忠宏前監督(現・清水エスパルス)の退任に伴い、2023シーズン、ヘッドコーチから昇格を果たした。昨季は17位、今季は19位に低迷していた。

 濱崎監督はクラブを通じて、次のようにコメントしている。

「現状のチーム成績に関して、クラブに関わる全ての方々に本当に申し訳ないという想いです。クラブ創立30周年という節目の年に、監督という立場でクラブを推し進められなかったことに責任を感じています。そんななかでも多くのご支援・ご協力により共に歩みを進めていただいたパートナー企業の皆様、ホームタウンの皆様、クラブのためにそれぞれの立場で全力で取り組んでくれている選手、コーチングスタッフ、クラブ関係者の皆様へ心から感謝しております。

 そして、どんな時もスタジアムへ足を運び、選手やチームだけでなく私にも温かい後押しや熱い声援を送り続けていただいたファン・サポーターの皆様、本当にありがとうございました。また監督のキャリアをこのクラブで始められたことにも感謝しております。

 ヘッドコーチ時代を含め3年4か月、本当にありがとうございました。私はここでチームを離れますが、J1昇格という今シーズン始めに掲げた目標に一つでも近づくよう、 陰ながら今後の水戸ホーリーホックの躍進を心より願っております」

 西村卓朗GMは次のようにコメントしている。

「今季J1昇格という目標を掲げてここまで進んでまいりましたが、第13節を終えて、2勝5分6敗、19位という事態を重く受け止めております。この状況を好転させるために、監督を代えることが最善と判断いたしました。

 長くチームを見続けてきた森直樹ディベロップメントコーチに指揮を託すことを決断しました。まずは、現実的にJ2残留を目指して、ありとあらゆるリソースをそこに注ぎ込み、現状を変えていきたいと思っております。

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 ファン・サポーターの皆様、パートナー企業の皆様、ホームタウンの皆様、様々な形でクラブに関わりご支援をいただいている皆様には大変ご心配をお掛けしており申し訳ございません。引き続きのご支援、ご声援をよろしくお願いいたします」