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【柏1-2鹿島】3位浮上、鈴木優磨→チャヴリッチ劇的決勝ゴール!「交代出場したあとは最悪のシナリオだったが…」

鹿島のチャヴリッチ。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

PKなど絶体絶命のピンチをしのいで…2-1勝利!

[J1 12節] 柏 – 鹿島/2024年5月6日16:03/三協フロンテア柏スタジアム

 J1リーグ12節、鹿島アントラーズが名古新太郎とチャヴリッチのゴールで、柏レイソルに2-1の勝利を収めてみせた。

 この試合、帰国直後であるU-23日本代表としてカタールU-23アジアカップ優勝に貢献した柏の細谷真大と関根大輝、そして鹿島の山田大樹はメンバー外に。

 そうした陣容のなか、開始4分、日本代表MF佐野海舟のスルーパスから抜け出した名古がDFをかわして、左足のシュートを突き刺して先制する。

 それでも65分、綺麗な崩しから島村拓弥が決めて1-1の同点に。さらに柏は畳みかけて、植田直通のハンドのファウルでPKを獲得する。

 しかしここでGK早川友基が立ちはだかる。キックに反応すると、マテウス・サヴィオが枠外へと外してしまう。

 そして後半アディショナルタイム、鈴木優磨の縦パスを受けた途中出場のチャヴリッチが決めて、これが決勝点に! アディショナルタイムにもマテウス・サヴィオの無人のゴールへのシュートがポストを叩いて救われるなど、ギリギリの戦いで劇的な勝利を掴んでみせた。

 チャヴリッチは試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「交代で入ったあと最悪のシナリオでした(同点に追い付かれ、さらにPKで逆転されそうなピンチに)。アップダウンの激しい試合のなか、感覚やボールがずれたり、追い付けなかったりしたが、最後はいいボールを出してくれて、それが試合を決定づける得点につながり良かったです」と喜んだ。

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 鹿島は7勝1分4敗の勝点22で3位。一方、柏は3勝5分3敗の勝点14。