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威嚇やフェンス破損に及んだ新潟サポーター3人に5試合の入場禁止処分。広島サポも横断幕強行掲出の違反行為:Jリーグ

アルビレックス新潟のサポーター。(C)SAKANOWA

さらに一人も特定中。

 J1リーグのアルビレックス新潟は5月10日、3日に開催されたJ1リーグ11節のサンフレッチェ広島戦で、広島サポーターの横断幕掲出を巡り、新潟サポーターによるクラブの定める試合運営管理規程違反が発生したと発表した。

 対象者は3人。Aは違反行為をした2人を統率する団体リーダーで、ビジターサポーターへの威嚇を行った。Bはビジターサポーターへの威嚇を行い、フェンスを破損しようとする行為に及んだ。そしてCはビジターサポーターへの威嚇を行い、立入禁止エリアに侵入した。さらに一人の違反行為が確認されていて、人物が特定され次第別途処分を決定し通達する。

 3人は2024年5月11日に開催される浦和レッズ戦からのホームゲーム5試合への入場禁止処分が科された。期間内に開催されるアウェーゲーム、ルヴァンカップ、天皇杯も含まれる。

 また、問題の発端となった横断幕は、試合当日の開門時に掲出可否の確認を広島を通じて求められ、新潟は安全な試合運営の支障となるリスクがあるとの判断から「掲出禁止」として、承諾を得ていたものだった。広島サポーター数名が同横断幕の掲出を強行した行為も、試合運営管理規程違反にあたるもの。同違反者への処分は、広島により決定される。

 新潟は次のように呼び掛けている。

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「『ビッグスマイルスタジアム宣言』のもと、誰もが安心安全にスタジアム観戦を楽しめる、世界で一番のスタジアムを目指しております。当日のスタジアムで行われた行為は、いかなる理由があっても許容されるものではありません。当クラブのサポーターはもちろん、ご来場いただく皆様におかれましても、観戦ルールを遵守いただいた上で、ピッチで戦う選手たちへ熱い声援や拍手を送っていただきますよう、ご理解とご協力をお願いいたします」

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