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【移籍】コンサドーレ札幌がベトナム代表のスターを獲得か「J1リーグから関心」。フランスでもプレーしたグエン・クアン・ハイ

ベトナム代表のグエン・クアン・ハイ。 (Photo by Jonathan DiMaggio/Getty Images)

J1リーグ残留への切り札に!?

 J1リーグの北海道コンサドーレ札幌が、ベトナム代表のスター選手であるMFグエン・クアン・ハイ(Quang Hai Nguyen)の獲得を検討しているという。J1降格ゾーンの19位と低迷するコンサだが、救世主獲得となるのだろうか。

 クアン・ハイは27歳の技巧派レフティ。ベトナム代表として60試合・11ゴールを記録している。フランス2部ポーFCで2022-23シーズンはプレー。2023-24シーズンは母国ベトナムVリーグのコンアン・ハノイFCで16試合・7得点・2アシストを記録している(ベトナムも秋春制へ移行期)。チームも3位に食い込んだ。

 ベトナムメディア『ダン・ヴィエット』は5月17日、クアン・ハイはコンアン・ハノイと契約更新をしておらず、このままフリートランスファーになって新天地を探すことが濃厚だという。そして、次のように札幌が”有力視”されているのではないかと伝える。

「グエン・クアン・ハイとCAHNの契約は満了を迎え、新契約の延長には合意していない。Vリーグの最高額の選手とあって、CAHNや他のベトナムクラブが、この27歳のスターを確保するのは困難と見られる。多くの情報筋によると、クアン・ハイはJ1リーグのクラブから関心を受けているという。そのチームはコンサドーレ札幌のようだ。クアンハイの仲介人であるフェルシーニ・ミケーレ・ドナート氏は少し前、海外移籍の可能性をほのめかしていた」

 そのように日本に移籍する可能性を示唆。となれば、札幌が候補に入っているはずだと見ている。

 7年目のミハイロ・ペトロヴィッチ監督のもと、札幌は現在J1リーグ、2勝5分7敗の勝点11で19位(18位の湘南ベルマーレと同勝点)と低迷している。先日はジュビロ磐田から今季2勝目を収めるなど、戦術は浸透しているだけに、上昇の兆しは感じられる。

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 そこにベトナムの宝であるクアン・ハイが加わるのだろうか――。楽しみだ。