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女子W杯優勝メンバーの鮫島彩が現役引退「両親からもらった名前の通り、サッカーを通じてとても彩りのある時間を過ごすことができました」

鮫島彩。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

大宮VENTUSに所属、5/25ホームでのINAC神戸戦がラストゲームに。

 WEリーグの大宮アルディージャVENTUSは5月23日、2011年のドイツ女子ワールドカップ(W杯)優勝メンバーである元なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)のDF鮫島彩 (Aya SAMESHIMA) が今季限りで現役を引退すると発表した。5月25日のホームのNACK5スタジアム大宮で行われるINAC神戸レオネッサ戦がラストゲームになる。

 鮫島はクラブを通じて、次のようにコメントしている。

「今シーズンをもちまして、引退することにしました。過去を振り返れば、震災によるチーム活動休止、アメリカリーグ移籍、アメリカリーグ廃止によるフランスリーグ移籍、W杯優勝、五輪銀メダル、怪我による無所属でのリハビリ期、etc……自分の思い描いていたサッカー人生からは、想像もつかない出来事の連続だった気がします。ですが、自分が想像していたよりも遥かに、学びの多い、素晴らしいサッカー人生を送ることができました。

 サッカーを始めてから28年間。あの時もし別の選択をしていれば、失点していなかったかも、怪我をしていなかったかも、もっと良い方向に向かっていたかも…そう思う瞬間はいくつもありますが、サッカーをやっていたからこそ見ることのできた景色や出会えた仲間、そして、これまでに出会ったファン・サポーターの皆さんの存在が、今までの私の選択が全て最高の選択だったことを証明してくれています。

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 両親からもらった名前の通り、サッカーを通じてとても彩りのある時間を過ごすことができました。関わってくださったすべての方々に、心より感謝します。本当にありがとうございました!最高に幸せなサッカー人生でした。5月25日(土)のリーグ最終戦、ぜひ最後まで熱い応援をよろしくお願いします!」

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