【鹿島】国立での横浜FM戦へポポヴィッチ監督「レベルが高く魅力的な試合をしたい」。東京開催の意義を理解しつつも「本音は…」
横浜FM戦前日練習に臨む鹿島のポポヴィッチ監督。(C)KASHIMA ANTLERS
「精神的なタフさも備えたチーム。我々はベストを出せれば、結果がついてくるはず」
[J1 17節] 鹿島 – 横浜FM/2024年6月1日15:00/ 国立競技場
J1リーグ鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が5月31日、翌日の国立競技場での横浜F・マリノスとの一戦に向けて抱負を語った。
AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝で敗れたものの、中2日での柏レイソル戦では4-0の勝利を収めた。そのタフさにポポヴィッチ監督も目をみはる。
「前線にはスピードのある選手が揃い、加えてボールを持った時はクオリティが高いです。前節で証明したように、精神的なタフさも備えたチームです。我々も自分たちのベストを出すことが重要。ベストを出せれば、結果がついてくるはずです」
この試合は東京・国立競技場での開催に。ポポヴィッチ監督は首都開催の意義を理解しつつも、「本音ではカシマで戦いたい」とも明かした。
「本音ではカシマスタジアムで戦いたいです。もちろん国立競技場で開催することで、コアなファンやサポーターに加え、ニュートラルな方も多く足を運んでくれる機会になります。我々のサポーターになってもらい、力を貸してほしいです。スタジアムに来てくれるサポーターを、もっともっと増やしていきたい。
私たちのサッカーを見てもらい、感動し、共感し、足を運んでもらえるようになるのが理想的だと考えています。それも大きなモチベーションになります。
自分たちのベストを出し切り、心を動かすスペクタクルな試合をみんなで見せたいです。積極的に足を運んで、喜んでもらえるような試合を見せたいです。レベルが高く魅力的な試合をしたいです。ただ、私がどちらかを選べるのであれば、カシマスタジアムで試合をしたいです」
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鹿島は10勝2分4敗の勝点32で、首位FC町田ゼルビアから3ポイント差の2位につける。しかし、それでも指揮官は「気を緩めれば、一瞬にして崩れ落ちてしまいかねない。継続して、日々全力とベストを尽くすことが大事です」と気を引き締めていた。