日本代表初招集、最年少19歳の冨安が決意「先輩たちを超えていかないと」
シント=トロイデンで開幕戦から出場を続ける冨安。©STVV
開幕からレギュラーの座を掴む。U-21代表のアジア大会での活躍ぶりも刺激に。
キリンチャレンジカップの9月シリーズに臨む日本代表に初選出されたメンバー最年少19歳の冨安健洋が、シント=トロイデンを通じてコメントを発表した。
「率直に言ってとても嬉しく感じましたし、
日本代表は今回のキリンチャレンジカップ、9月7日に札幌でチリ、11日に大阪でコスタリカ代表と対戦する(FIFAランキングは日本55位、チリ12位、コスタリカ32位)。ただ、冨安はあくまでも練習から”挑んでいく”つもりだ。
「2試合ありますが、絶対に試合に出られる保証はないですし、
そのように決勝進出を果たしたU-21日本代表からも刺激を受けているという。
アビスパ福岡では下部組織から育てられ、高校2年時から2種登録されトップチームでプレー。2016年にJ1で10試合、そして17年にJ2でレギュラーとして35試合に出場し(1得点)、18年1月にシント=トロイデンへの移籍を決断した。
ただ2017-18シーズンはリーグ戦は出られなかった。迎えた今季、「この黄色のユニフォームを着て、1日も早くリーグ戦でプレーしたい」と今季に懸ける想いを示し、開幕から最終ラインのレギュラーポジションを掴んでみせた。
東京五輪、そしてカタール・ワールドカップを目指して、冨安が第一歩を踏み出す。
遠藤航はどのポジションで起用か?
また、今夏、浦和レッズからシント=トロイデンに移籍した遠藤航も、森保ジャパンに招集された。遠藤は次のように抱負を語っている。
「日本代表に選出いただき、とても嬉しく思っています。
シント=トロイデンではボランチで勝負をしたいという。リオ五輪代表でもボランチを担った。一方、森保一監督の基本布陣となる3-4-2-1では、湘南と浦和時代に右ストッパーを主戦場としてきた(リベロ、ボランチも)。ボール奪取からの切り替え――起点になれるところが最大の特長。森保監督も複数ポジションでの起用を考えているようだが、果たして、初陣でどこで使われるのか注目したい。
文:サカノワ編集グループ