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【鹿島】17歳FW徳田誉がインパクト残すデビュー「チームの力になっていく選手」ポポヴィッチ監督も期待

堂々のトップチームデビューを果たした鹿島の徳田誉。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

天皇杯・奈良クラブ戦、いきなり二度の決定機を作り出す。

[天皇杯 2回戦] 鹿島 2-1 奈良/2024年6月12日19:00/カシマスタジアム

 天皇杯2回戦、鹿島アントラーズが、いずれも柴崎岳のアシストから、チャヴリッチ、鈴木優磨のゴールで、一時同点に追い付かれながらも奈良クラブに2-1の勝利を収めた。

 この試合の82分、鹿島ユースに所属していて来季トップ昇格を決めている17歳のFW徳田誉が、チャヴリッチと代わってピッチに立ち、トップチームデビューを果たした。さっそく二度の決定機を作り出すなど、”ホーム”のファンとサポーターの前でインパクトを残すプレーを披露。ゴールを決め切れなかったが、そのポテンシャルの高さを見せ付けた。

 鹿島のランコ・ポポヴィッチ監督は試合後の記者会見で、徳田のパフォーマンスについて問われ、次のように答えた。

「誉に関しては、彼がケガから回復するのを待っていた状況でした。キャンプから非常に良いプレーを見せ続けていました。チームとしては最年少でデビューするだけでなく、しっかり力になる選手だという判断で出場させたわけです。

 彼は自分の力でチャンスを勝ち取りました。これから期待している選手で、もっともっと良くなっていき、チームの力になっていく選手だと思います。ただ、まだまだ日々のトレーニングを全力で尽くすことを彼も怠っていけませんし、今日の試合に関しては、出場機会を得るにふさわしいプレーをしていたからです。引き続きしっかりトレーニングすることが重要です」

 天皇杯は40人まで選手登録できるレギュレーションもあり、育成組織に所属する若手などのポテンシャルを知り得る機会にもなり得る。トップチームの争いにも食い込んでいける――徳田がその可能性を示したことは、鹿島にとっても大きな収穫になった。

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 鹿島は7月10日の3回戦、藤枝MYFCと対戦する。藤枝総合運動公園サッカー場で19時キックオフに決まった。

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