鈴木彩艶が岡崎慎司の引退会見で花束贈呈「追い続けます」「負けないよ」
岡崎慎司(左)の引退記者会見に登場したシント=トロイデンでチームメイトだった日本代表GK鈴木彩艶(右)。(C)STVV
「いつかオカさんに自慢できるように頑張っていきたい」
2023-24シーズン限りで現役引退を発表した元サッカー日本代表のFW岡崎慎司(前ベルギー1部シント=トロイデンVV / STVV)(Shinji OKAZAKI)が6月17日、都内の合同会社DMM.comで引退記者会見を行った。
岡崎は指導者として、達成できなかった日本代表でのワールドカップ優勝、オリンピックでのメダル獲得などを目指したいと明かした。そして悔しさを原動力に「這い上がってきた」キャリアを貫きたいと、今後もヨーロッパをベースに新たな道を歩みたいと明かした。
「英語また勉強し直している」として、イングランドでの指導者講習ではさっそく「大きな壁にぶつかった」と言う。それでも「これから10年、15年かかってもuefa_proライセンスを取りたい」として、将来は日本代表監督も目指したいと語った。
記者会見の最後には、STVVでこの1年間チームメイトだった日本代表GK鈴木彩艶が登場。岡崎に花束を贈呈した。
鈴木は岡崎の背中を常に見つめてきたと言い、「オカさんの達成してきた記録、記憶はまだまだ高いところにありますが、ポジションは違うものの、自分自身も追い続けて、いつかオカさんに自慢できるように頑張っていきたいです。まずは現役生活お疲れ様でした」と感謝した。
すると岡崎は「いやぁ、負けたくないっすね(笑)」と、ここでもライバル心を吐露。そして鈴木に向けて、「まだまだ。これからもキャリアは長いので、自分もヨーロッパでその姿を見て刺激を受けたいですし、逆にその先にはこういう人生もあるんだと思ってもらえるような活躍ができるように。お互い頑張っていければと思います」と語った。
さらに「特に日本代表の選手として、みんなが応援してもらえるようなプレーを見せていってもらいたいです」と、21歳の守護神へエールを贈った。
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岡崎がコーチや監督、そして鈴木が選手として、日本代表(SAMURAI BLUE)でともに戦い、世界一を目指す――。その日は、もしかすると近いかもしれない。