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【移籍】菅原由勢とサウサンプトンは相思相愛「1秒で決断」「彼のポジションでは、一番手のターゲットだった」

日本代表での菅原由勢。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「チームメイトの間でも、きっと人気の出るキャラクター」

 イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンFCは7月14日、オランダ1部AZアルクマールに所属していたサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)のDF菅原由勢(Yoshinari SUGAWARA)を完全移籍で獲得したと発表した。

 オランダで実績を積んできた菅原がAZとの契約を1年残すなか、AZにとっても、移籍金(契約解除金)を得られるタイミングであり、結果的には“win-win”と言える移籍が実現した。

 菅原はサウサンプトンを通じて、「昨年の夏、プレシーズンでサウサンプトンと対戦した時、ボールを持ったサッカーにとても好感を抱きました。ロングボールは使わず、ショートパスを生かし、とても頭を使ったプレーをしていました。サウサンプトンは本当に良いクラブ。オファーがあった時、私は1秒で『イエス!』と答えました」と、即座に加入を決断したと明かしている。

 また、サウサンプトンのラッセル・マーティン監督は「ユキは我々が長い間注目してきた選手で、彼のポジションでは私たちの一番のターゲットでした。すでに高いレベルで、ヨーロッパでの豊富な経験も積んでいます。年齢的にもよく、チームメイトの間でも、きっと人気の出るキャラクターだと思います」と期待を寄せている。

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 セインツでは、名古屋グランパスの育成組織からの“大先輩”である吉田麻也(現・ロサンゼルス・ギャラクシー)に続く日本人選手に(南野拓実もレンタルでプレー)。日本代表としては北中米ワールドカップ(W杯)の3次予選もスタートするなか、2024-25シーズン、注目の日本人選手の一人となることは間違いない。

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