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【パリ五輪】20歳FW藤野あおば、スペインから衝撃FK弾!しかし、なでしこジャパン、直後に追い付かれ振り出しに

パリ五輪初戦スペイン戦、藤野あおば(右から3人目)FK弾で先制! 写真:早草紀子(C)Noriko HAYAKUSA

キャプテン熊谷紗希の守備が中途半端に。

[パリ五輪 GS C組 第1戦]日本女子代表 – スペイン女子代表/2024年7月25日24:00(現地17:00)/スタッド・ドゥ・ラ・ボージョワール

 パリ・オリンピック女子サッカー・グループステージC組初戦、日本女子代表(なでしこジャパン)が藤野あおばの直接フリーキック弾で、スペイン女子代表から先制に成功した。しかし直後に失点を喫し、試合は1-1とタイスコアになっている。

 スペインはFIFAランキング1位であり昨年の女子ワールドカップ(W杯)優勝を果たしている女王。同ランキング7位の日本だが、その女子W杯ではグループステージでスペインに勝利を収めている(日本はベスト8敗退)。

 日本は直前まで採用していた3-4-2-1ではなく、4-4-2を採用。スペインに対し2トップからスタートするハイプレスで、分断や間延びを狙う構図に。

 立ち上がりはスペイン、そのあと日本とリズムを握り合う展開となる。そして日本が流れを掴んだ13分、敵陣やや遠目の位置で掴んだ直接フリーキックのチャンス。ここで長谷川唯と並んでいた20歳の藤野がキッカーを担う。

 すると藤野のショットは壁の外を越えて、鮮やかに弧を描く――。見事な一撃を直接突き刺して、日本に先制点をもたらした。

 ここから女王スペインは反撃。日本が受ける形になる。そして22分、前方に出たキャプテン熊谷紗希の守備が中途半端になり、そのスペースを突いたアイタナ・ボンマティに決められてしまい、1-1の同点に……。

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 30分を越えると、パワーで押し込まれてきた日本の選手に疲れも見え始める。それでも日本は劣勢を強いられながらも耐えて、スペインの背後を突くフィードを活用しながら勝機を見出している。

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