三木谷会長「本当に感動」。曺貴裁監督が涙で齊藤未月へ「小学校の時から知っている未月が…」

湘南時代の恩師がメッセージ。「真のスポーツマンシップ！」と最大限のサポートを改めて“約束”。

　J1リーグ ヴィッセル神戸の会長を務める楽天グループの代表取締役会長兼社長である三木谷浩史氏が９月３日、自身のツイッター（『エックス』に改称）（アカウントは @hmikitaniを更新。2-1の勝利を収めた京都サンガF.C.戦後のDAZNのフラッシュインタビューで、京都の曺貴裁監督が湘南ベルマーレ時代の教え子である齊藤未月への神戸のサポートに感謝しエールを送ったことに、「感動しました」と綴った。

　曺監督はインタビューの最後、「ちょっといいですか」と切り出して、「神戸さんに関わっていないので言うことではないのかもしれませんが、僕が小さい時、小学校の時から知っている未月が……、こうして選手が『未月トトモニ』というTシャツを着てくれて、彼の本当に不運なケガをサポートしてくれるのは、非常に監督としても人としても有難いと思います」と語り、涙声で次のように続けた。

「前向きな男ですけれどもアイツが、ピッチに戻ってくることを心から願っています。今日負けた悔しさはありますが、あのTシャツを見た時に嬉しくも思ったので一言言わせてください」

　そのあと齊藤への一言を求められると、湘南で世代別の日本代表キャプテンにまで育てたボランチについて指揮官は「非常に苦しい思いをしていると思いますが、みんなが待っています。頑張ってというのは辛いと思うので、でも……治してあげてください」と締めくくった。

　この言葉を受けて、三木谷会長は次のようにつづった。

「京都　曺貴裁監督の試合後のインタビュー

『齊藤未月選手についての言葉』（そして涙）、本当に感動しました。　

真のスポーツマンシップ！　

クラブとして、できることは全て行い、完全復帰に向けて全力でバックアップしていくことを改めてお約束いたします。　

ありがとうございました」

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　京都に勝利を収めた神戸は再びリーグ首位に浮上。さらにワールドカップ優勝経験者である元スペイン代表MFフアン・マタ、元ハンガリー代表MFバーリント・ヴェーチェイが加わり、そして齊藤未月とともに、残り８試合、初のリーグ制覇へと突き進む。