サッカー日本代表MF佐野海舟が釈放、マインツの反応は…。準強制性交容疑での逮捕から約2週間
佐野海舟。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
クラブからも確認を得る。
不同意性交による準強制性交等の容疑で警視庁に通常逮捕されていたドイツ・ブンデスリーガの1.FSVマインツ05に加入決定していたサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF佐野海舟(Kaishu SANO)が7月29日に釈放された。
ドイツメディア『アルゲマイネ新聞』が日本の一部報道を踏まえ、クラブからも確認を得たという。佐野は起訴前の段階で釈放されたということで、不起訴処分となったと見られ「現在再び自由の身となった」と伝えている。
今年1月のカタール・アジアカップの日本代表メンバーにも選ばれたボランチの佐野は今月4日、J1リーグの鹿島アントラーズからマインツへの完全移籍が決定。Jリーグのシーズンを戦い続けてきたため、そのあと一旦日本に戻り、チームが11日に始動したなか約2週間の休暇が、新天地のクラブから与えられていた。
そして14日早朝、都内ホテルで3人で女性に性的暴行を行ったとして、その後の調べを受けたあと、いずれも警視庁に逮捕され、これまで拘留されていた。
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それから2週間を経て、同メディアによると、マインツは29日、佐野が釈放され、起訴されなかったことを確認したということだ。このあとについてだが、「今後についての詳細は未確定であり、クラブは佐野サイドと話し合っていく」と、マインツは説明しているそうだ。