【パリ五輪 なでしこ】準々決勝は8/3(土)22:00アメリカ戦濃厚。ナイジェリアに3-1勝利、GS2位突破
田中美南。写真:早草紀子(C)Noriko HAYAKUSA
ブラジルを2-0で下したスペインが1位突破。
[パリ五輪 GS C組 第3戦] 日本 3–1 ナイジェリア/2024年7月31日24:00(現地17:00)/スタッド・ドゥ・ラ・ボージョワール
パリ・オリンピックの女子サッカー・グルプステージ(GS)第3戦、日本女子代表(なでしこジャパン)が浜野まいか、田中美南、北川ひかるのゴールで、ナイジェリア女子代表に3-1の勝利を収め、2勝1敗の勝点6、GS2位で準々決勝進出を決めた。B組1位との対戦になり、このあとGSの試合があるものの得失点差で大きくリードしている強力なライバル、アメリカ女子代表との対戦が濃厚だ。
日本は序盤、ナイジェリアの戦い方に徐々に対応。そして22分、長谷川唯のスルーパスから抜け出した植木理子の左からの折り返しを、浜野がダイレクトで合わせて先制に成功した。
32分、植木のヘディングシュートのバーに跳ね返ってのボールを、田中がねじ込み、チームに2点目をもたらした。
そしてナイジェリアに1点を返されたものの、前半アディショナルタイム、この日のハイライトを迎える。北川が左足から中村俊輔を彷彿させるような美しいFK弾を決めて、3-1とした。
後半には選手を投入しながら、試合をコントロールして進めていった。最後はブラジル戦のヒロイン、谷川萌々子も投入されて、そのまま逃げ切った。
C組はブラジルに2-0の勝利を収めたスペインが1位突破濃厚。日本は2位に。3位ブラジルのGS突破は、他グループの結果による。
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このあとA・B組のGSの最終戦があり、B組1位のアメリカ代表との対戦が濃厚だ。FIFAランキングはアメリカ5位、日本7位(スペイン1位)。