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【サッカー日本代表】鎌田大地「僕は被害者」。リバプール『巧くない発言』の真相激白!

鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「リバプールにいる選手が、巧くないわけがない」。南野拓実と巧い系の選手を話題にしていたなか、隠し撮りで一瞬を切り取られる。

 イングランド・プレミアリーグのクリスタル・パレスFCに今季加入したサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF鎌田大地(Daihi KAMADA)が8月6日、自身のユーチューブチャンネルで、「ラツィオ編公開中止 その他誤解されている件について」と題した動画を公開した。そのなかで日本代表のロッカールームなど内部を伝えるチームカメラで、過去に「(リバプールに)巧い選手いないでしょ?」と発言した部分が切り取られて拡散された件について、今回「僕は被害者です」と振り返り、その撮影の背景や“隠し撮り”の事実などを明かした。

 ロッカールームでの様子など選手たちの知られざる一面を伝える日本代表の「Teamcam」。ある練習の際のロッカーで、鎌田が下を向いて靴紐を結んでいる時、当時リバプールFCに在籍していた隣に座る南野拓実(Takumi MINAMINO)に「(リバプールは)巧い選手いないでしょ」と語りかけた。

 そして、その部分だけが切り取られて日本代表のユーチューブチャンネルで公開された。そのため当時世界一と言える凄まじい攻撃力を誇っていたリバプールにそこまで言うのか!? と話題になった。

 鎌田は今回公開した動画の中で「被害者です」と激怒。当時無敗でリーグ優勝を成し遂げるなど無敵を誇ったレッズについて「リバプールにいる選手が、巧くないわけがない」として、その背景を説明した。

 大阪でのスタジアムへのバス移動中の時から「巧い系」の選手が話題になっていた。鎌田とすれば、アンドレス・イニエスタ、ブスケツ、チャビ、現在であればダニ・オロモのような“テクニシャン系”を巧い選手と連想。そのあとロッカーで準備していた際、さりげない日常会話的な中で、そういえばショートカウンターを一番の武器とするリバプールでは、そんな”巧い系”タイプがいなくないのでは!? と話を振った。その一瞬だけが使われてしまったと嘆いた。

 鎌田は日本代表のユーチューブの動画がアップされたあと抗議。以来、チームカメラの取材にはあまり応じることがなくなったそうだ。

 つまりスーパースターが集うプレミアリーグやメガクラブの中で、リバプールにいた南野に何となく、そういえば、いわゆる”巧い系=テクニシャンタイプ”がいなくない? と投げ掛けてみたところ、その”刺激的”な一部分だけが世界中に発信されてしまったということだ。

 鎌田は説明する。

「その前にいろんなサッカーの話をしています。あれは載せ方が悪い、マジで。キレそうになりましたから。(南野と話すなかで、リバプールには)チアゴ・アルカンタラがいて、彼は確かにめっちゃ上手いタイプ。それにフィルミーノも、拓実くんがストライカーの中で上手いという話をしていた。リバプールといえば、サラ選手やマネ選手がいて、もちろん上手いけれども、さらにスピードとフィジカルがあったので、そういう話をしたかった」

 またカメラマンが「『絶』を使っていた(気配を消していた)」として、「(靴紐を結んで下を向いていたので)普通に話しているのを隠し撮りされていた。撮られていることすら分からなかった」と、公開された動画を見て驚いたと怒っていた。

 ジワジワとSNSなどでも、この鎌田発言が拡散されていった。そして何かあるごとに、その話題を振られることに日本代表のセンターハーフはウンザリしてきたそうだ。

「それだけは訂正したいです。自分はサッカーゲームで使っていたのはリバプールだった。サッカーをしていたら、リバプールに巧い選手がいない、なんて思うわけがない。自分がよく知っている。キャラ的に、こいつガチで言っていると思っている人が多そうだけれど……被害者です。これだけは、この場をもって訂正させてもらいたいです」

 そのように、話題になってきた”リバプール巧くない発言”の真相を激白していた。

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 ちなみに、気になるテーマについて、自身が直接語ったり、説明したりしたいとスタートした鎌田のユーチューブチャンネルだが、2024-25シーズンがスタートするため、ここで中断に。これまで3本の動画が公開されたが、次回はなんと「早くて1年後」ということだ。

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