【鹿島-浦和】幻リンセン弾、鈴木優磨の決定機はGK牲川歩見スーパーセーブ。2022年から6試合連続ドローに
鹿島の鈴木優磨。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
田川亨介もデビュー。
[J1リーグ 27節] 鹿島 0–0 浦和/2024年8月17日18:00/県立カシマサッカースタジアム
J1リーグ27節、鹿島アントラーズと浦和レッズの一戦はスコアレスで引き分けた。
両チーム無得点で折り返した後半、浦和は開始から中島翔哉を投入。そして53分、リンセンがゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドで認められず幻に終わる。
一方、鹿島は60分、カウンターから鈴木優磨が抜け出してGKと1対1になったが、牲川歩見のセーブに阻まれる。
さらに61分に松尾佑介が投入されると浦和は前線のエネルギーが一段と増す。ここからは浦和優勢に。そして74分にはコーナーキックに井上黎生人がボレーで合わせたが、クロスバーを叩く。
ただしスペースが間延びしてきたことで、鹿島もそのスペースを意図的に突いていく。攻守の入れ替えが目まぐるしくなるなか、放たれた仲間隼斗のミドルはバーを叩く。
試合終盤、柴崎岳のスルーパスから仲間のシュートがネットを揺らした。しかし、これもオフサイドで認められず。
鹿島は新加入の田川亨介、浦和はケガから復帰したチアゴ・サンタナが投入されるなど、それぞれ勝利を目指す攻撃的な采配とせめぎ合いが続いたが、最後までゴールネットを揺らせなかった。
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最後は植田直通のヘディングシュートを牲川が止めて、スコアレスドローに終わった。このカードは2022年以来、6試合連続での引き分けに。