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セリエA復帰パルマ開幕戦ゴール、日本代表GK鈴木彩艶がロングフィードで起点に! しかし衝撃FK弾を決められ、フィオレンティーナと1-1で引き分ける

日本代表の鈴木彩艶。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

デニス・マンの会心ショットを引き出す。

[セリエA 1節]パルマ 1-1 フィオレンティーナ/2024年8月18日(現地17日)/スタディオ・エンニオ・タルディーニ

 イタリア・セリエAの2024-25シーズン開幕戦、パルマ・カルチョ1913に加入したサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)GK鈴木彩艶(Zion SUZUKI)がACFフィオレンティーナ戦で先発出場し、セリエA初の日本人ゴールキーパーとしてピッチに立った。試合は1-1で引き分けた。

 21歳の鈴木は今季、ベルギー1部シント=トロイデンVVから完全移籍で加入。するとセリエAデビュー戦でチームの待望となる開幕ゴールの起点となる活躍も見せた。

 鈴木は好セーブを続けてリズムを作っていく。さらに22分、左サイドでのエマヌエレ・ヴァレリが駆け上がるのを察知した鈴木が、ゴール前からロングフィードを放つ。そしてヴァレリが競り勝ち、このボールをアンジュ・ボニーがキープして右サイドへパス。これを受けたデニス・マンが閃光の左足のショットを突き刺してみせた。

 鈴木のロングフィードから相手を裏返しただけに、まさに起点となった。パルマはさらにボニー、デニス・マンらが立て続けにチャンスを作り出していった。

 しかし後半、選手交代しながらパワーを増していったのがアウェーチームだ。すると75分、フィオレンティーナのクリスティアーノ・ビアーギに強烈な直接フリーキックを叩き込まれてしまう。鈴木は反応し切れなかった……。

 そのあとアウェーチームに退場者が出て、パルマが数的優位に立った。しかし交代出場の選手のクオリティが低く、再び勝ち越すことはできなかった。

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 鈴木彩艶のデータは、決定機を含むシュート6本をセーブ。パス本数は30本で、そのうち成功は21本。ファイナルサードへのパスは9本を放った。

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