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【鹿島】17歳FW徳田誉が首位・広島から同点弾! 値千金のJ初ゴール「シュートしか考えていなかった」

鹿島の徳田誉。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

鈴木優磨のアシストから。

[J1 30節]鹿島 2–2 広島/2024年9月14日18:00/県立カシマサッカースタジアム

 J1リーグ30節、鹿島アントラーズ対サンフレッチェ広島の注目の上位対決は、両者ともに攻め合い2-2で引き分けた。

 4位・鹿島と首位・広島、鹿島が1試合消化が少なく7ポイント差。鹿島は3バックも想定されたが、柴崎岳をトップ下に配置する4-2-3-1でスタートした

 すると立ち上がりは広島優勢で試合が進む。そして17分、ホームチームがコーナーキックから知念慶のヘッダーで先制する。

 それでも広島が直後19分、CKからゴンサロ・パシエンシアが決めて同点に。さらに39分、松本泰志が決めて、広島が2-1と逆転に成功する。

 後半に入ると、鹿島は三竿健斗がリベロに入る3バックに変更。そして連戦の続く広島は57分と早々にバシエンシアをベンチに下げる。鹿島は樋口雄太、ターレス、さらに徳田誉と藤井智也を投入すると、そこから流れが変わる。

 鹿島が敵陣で試合を進める時間が増える。そして82分、藤井から鈴木優磨を経由。最後は17歳の徳田が嬉しいJ1リーグ初ゴールを決めた。

 徳田は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで「ゴールを決められたのは嬉しかったです。ただ優勝するためには勝たなければいけなかったので、引き分けという結果には満足していませんし、自分が決勝ゴールを決めるチャンスもあったので悔しさがあります」と笑顔はなかった。

「(ゴールシーンは)ペナルティエリアでボールをもらった時は、シュートしか考えていませんでした。トラップがあまりいいところに置けませんでしたが、強引にでも決めてやろうと思っていました」

 FC町田ゼルビアが勝点58で再び首位に。広島は勝点56で2位、そして4位・鹿島が勝点49(消化1試合少ない)。17歳のストライカーの一発で、辛うじて優勝争いには踏みとどまった。

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