三木谷会長が自民党総裁選で“あの人”の支持を表明「日本の封建的な仕組みをぶっ潰す…」
楽天グループの三木谷浩史会長 (Photo by Tasos Katopodis/Getty Images)
「既得権益、既存の仕組みに挑む勇気が一番ある」
J1リーグのヴィッセル神戸のオーナー(チェアマン)でもある楽天グループ株式会社の三木谷浩史会長(CEO)が9月17日、自身のSNSのエックス(旧ツイッター)(アカウントは @hmikitani)を更新して、27日に開票日が決定した日本の次期首相が決まる自民党総裁選での支持者を明かした。
三木谷会長は、小泉進次郎氏を応援したいと表明。次のように、その理由を説明している。
「We need to change.
小泉候補に期待、一番は『日本の封建的な仕組みをぶっ潰す若き挑戦』を応援したいから。日本には新しい発想の若いリーダーが必要だと思う。純一郎さんの時のように、大きな抜本的な変革がなされなければ日本はジリ貧になっていくと思う。
若い力に賭けるべきだ!(ポストでは、さらに続く)」
その投稿に対してコメント欄には、期待とともに実績が乏しいことや官僚に利用されてしまうだけではないかという不安の声も寄せられる。また、父の小泉純一郎氏ほどの迫力がないのでは? という声には、次のように指摘している。
「他の候補の方々もとても優秀だと思いますが、既得権益、既存の仕組みに挑む勇気が一番あるのが小泉候補と感じて応援することにしました。変革、進化、繁栄を日本に! 自民党議員、党員の方々の未来志向に期待したい」
また、人材の流動化を促すことにも、次のように賛同している。
「今の日本には抜本的に変える気合がある人にリーダーになって欲しい。例えば、解雇規制の話についてだが、細かい話は別にして、ミクロとマクロの差だと感じている。
硬直化した大企業から成長分野にリソースをシフトしないと日本経済は発展せず、貧しい国になっていくだろう。細かい政策については、必ずしも全て賛成する訳では無いし、修正も必要だと思うが、小泉候補の明確な政策方針を打ち出した勇気には拍手を送りたい」
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こうした三木谷会長の希望も、どのような反響があり、影響を及ぼすのか。河野太郎氏は湘南ベルマーレの元会長でもあるが、この自民党総裁選の行方は……サッカー界にも関わってきそうだ。