まさかの後逸…田中碧のリーズGKが“失策”、土壇場でサンダーランドと2-2ドローに
田中碧。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
目の前でバウンドが不規則に変わったか。
イングランド・チャンピオンシップ(2部)のサンダーランドAFC対リーズ・ユナイテッドFC戦が10月5日に行われ、その後半アディショナルタイム、リーズのGKイラン・メリエがボールを後逸して失点する“失策”を演じてしまい、試合は2-2で引き分けた。リーズのサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF田中碧はボランチでフル出場している。
リーズの勝利へ、あとはボールをキャッチするだけだった。
主審が提示したアディショナルタイムは6分間。すでに7分が経過していた。ただ、サンダーランドの選手の体に当たって飛んできたボールは不規則な回転をしていた。それを冷静にしっかりキャッチしようとしたメリエだが、ボールは変則的にバウンドし、脇を抜けてそのままゴールネットを揺らした。
呆然とする本人とリーズの選手たち……。まさに文字通り、勝利がその手のひらからこぼれ落ちてしまった。
関連記事>>リバプール遠藤航は厳しい立場、センターハーフの「5番手」以下。パレス鎌田大地もベンチスタート
田中はこのあと日本代表に合流。北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の10月シリーズに臨む。