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リバプール遠藤航は厳しい立場、センターハーフの「5番手」。パレス鎌田大地もベンチスタート

遠藤航。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

いずれも最後のカードで投入、遠藤はしっかりと締める。

[プレミアリーグ 7節]リバプール 1-0 クリスタル・パレス/2024年10月5日/セルハースト・パーク

 イングランド・プレミアリーグ7節、リバプールFCが1-0でクリスタル・パレスFCに勝利を収めて、首位をキープした。

 リバプールの遠藤航、クリスタル・パレスの鎌田大地と、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の二人はいずれもベンチスタートとなった。レッズは今回トップ下にソボスライ・ドミニクではなくカーティス・ジョーンズを先発で起用。いずれもボランチにも対応できるだけに、センターハーフ陣では、遠藤がチーム内で「5番手」という立場に置かれていることが改めて示される形になった。

 キックオフ直後にクリスタル・パレスがゴールネットを揺らす。が、これはオフサイドで取り消される。

 そのあとはリバプールのペースで試合が進み、9分、5バックの背後を攻略。コーディ・ガクポのクロスをディオゴ・ジョッタが沈めてみせた。

 その後もアウェーチームが試合をコントロールしていく。ただ後半はオリバー・グラスナー監督のもと修正したパレスが反撃し、何度かチャンスを作り出していった。

 そしてリバプールの1点リードで迎えた89分、遠藤、鎌田が揃って、最後のカードでピッチに立つ。4-1-4-1の左インサイドハーフに入った遠藤はハイプレスやアグレッシブなスライディングタックルで、高い位置で”壁”となって、反撃を許さない。鎌田ともマッチアップするシーンもあり、フィードを跳ね返した。

 日本代表キャプテンは“リリーフ”と言えるような役割で、試合を締めてみせた。

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 遠藤、鎌田ともにこのあと、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の10月シリーズに臨む日本代表の活動に合流する。