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グアルディオラ監督がリバプール遠藤航を名指しで評価「余計なパス増えた」。シティの強力な攻撃の防波堤になる

リバプールの遠藤航。(Photo by Matt McNulty/Getty Images)

「なぜなら、彼らには遠藤とマック・アリスターがいました」

[EL ラウンド16 2nd] リバプール – スパルタ・プラハ/2024年3月15日5:00(現地14日21:00)/アン・フィールド

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)遠藤航の所属するイングランド・プレミアリーグのリバプールFCが日本時間15日早朝5時からヨーロッパリーグ・ラウンド16、チェコ1部スパルタ・プラハとの第2戦に臨む。リバプールは第1戦、5-1の勝利を収めているため、遠藤らは週末のFAカップ準々決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦に備えると見られる。

 日本時間10日深夜に行われたプレミアリーグ28節、前節まで首位だったリバプールは同2位だったマンチェスター・シティとの大一番を1-1で引き分けた。

 4-3-3のアンカーでフル出場した遠藤は、リバプールをスポンサードするカールスバーグによるこの日のMVP「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」に選ばれるなど、昨季王者に対して中盤で申し分ないパフォーマンスを披露し存在感を示した。

 その活躍を物語るように、マンチェスター・シティのペップことジョゼップ・グアルディオラ監督は試合後の記者会見で、“”ENDO”の名前を挙げていた。

「前半の先制点が決まるまで、私たちの強力な個性もありチャンスを作り出せました。そのあと失点を喫してからは難しくなりました。なぜなら、彼らには遠藤とマック・アリスターがいました。より余計なパスが増えてさらにクオリティを求められ、もっとダイレクトにプレーすべきだったかもしれません」

 そのように遠藤とアルゼンチン代表アレクシス・マック・アリスターが中盤にそびえることで、シテイとしては、手数が増えてしまい、効率的な攻撃を仕掛けられなかったと言及している。

 そしてユルゲン・クロップの率いるリバプールとは、アン・フィールドで戦う最後のリーグ戦になった。

「彼らと戦う時、遅かれ早かれ15分から20分は津波が来るような状況になります。彼らは誰もが全力で奪おうと立ち向かってきます、ボールに対しても、全員に対しても」

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 そのようにペップは語り、後半一方的に攻められて、守護神エデルソンの交代もあったものの、ドローに持ち込めた結果を受け入れていた。そしてリバプールでは遠藤が”防波堤”になっていた。その活躍ぶりを評価していた。

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