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インドネシア代表、クライファート監督の就任を発表。サッカー日本代表とW杯アジア最終予選で6/10対戦!

インドネシアサッカー協会がクライファート監督の就任を発表。※インドネシアサッカー協会(PSSI)の公式サイトより

シン・テヨン解任、元オランダ代表のスーパースターとともにワールドカップ初出場を目指す。

 インドネシアサッカー協会(PSSI)は1月8日、2日前のシン・テヨン監督(申台龍、Shin Tae-Yong)の電撃解任に伴い、サッカー・インドネシア代表の新監督に元オランダ代表FWパトリック・クライファート氏(Patrick Kluivert)が就任したと発表した。オランダのレジェンドでもある元スーパースターとともに、インドネシアが初のワールドカップ(W杯)出場を本気で目指す。

 インドネシア協会によると、オランダ人指揮官は2027年までの2年契約を締結し、契約延長オプションも付帯された。また、アレックス・パストール氏、デニー・ランドザート氏らオランダ出身のコーチ陣がサポートする。一方、インドネシア人コーチも2人が就任する。

 新指揮官は現役時代にストライカーとして活躍し、アヤックス・アムステルダム、ACミラン、FCバルセロナ、CFバレンシア、ニューカッスル・ユナイテッド、PSVアイントホーフェン、リール・ユナイテッドなどでプレー。2008年の引退後は指導者の道をを歩み、AZアルクマール、NECナイメヘン、ブリスベン・ロアー、そしてオランダ代表でコーチを担当。2023年からはトルコのアダナ・デミルスポルの監督を務めた。

  クライファート監督は1月11日にインドネシア入りし、翌日、熱烈なファン・サポーターの前に立つ予定だ。初采配を振るうのは3月20日の北中米W杯アジア最終予選(3次予選)7節にあたるアウェーでのオーストラリア代表戦に。同25日にはホームであるジャカルタのゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムでバーレーン代表と対戦する。オランダからの帰化選手が多いなか、よりオレンジカラーを強めて、インドネシア初のW杯出場を狙う。

 森保一監督率いるサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)とは6月10日、同予選最終節の日本開催のゲーム(会場未定)で対戦する。

 アジア最終予選グループCでは6試合を終え、日本が勝点16で1位。オーストラリアが勝点7で2位。インドネシアは3位。ただし3位から最下位6位の中国まで勝点6で並んでいる。

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 同予選は2位までがW杯の出場権を獲得。3・4位はプレーオフ(4次予選)に臨み、負けた2チームは大陸間プレーオフの出場権をかけた5次予選に回る。